【感想・ネタバレ】関ヶ原のレビュー

あらすじ

天下の覇者・豊臣秀吉が死去したことにより起きた豊臣家の内紛。秀吉の恩に報いようと西軍をまとめる石田三成と、天下への野望を持つ東軍の徳川家康が激突。世に名高い関ヶ原の合戦を、秀吉の正室・寧々の視点を交えて描く。不仲だといわれてきた寧々と三成の関係に新解釈を加える意欲作。

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Posted by ブクログ

結果を知っていても、スリリングに読ませる作品で、良かった。ラストのあの展開に収斂していくさまはいいね。

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2024年04月04日

Posted by ブクログ

著者の筆致は比較的好きな方で、過去に読んだ賤ヶ岳も良かったことを覚えている。本作を読む前は、大会戦の中で比較的マイナーな賤ヶ岳がよく描けたという印象であったのに対し、メジャーで、過去に大家の作品が多数ある関ヶ原をどう描き切るかというところに興味があったが、結論としては、寧々を切り口に独自の関ヶ原を描けていた作品と思う。フィジカルな闘いというよりは、メンタルな駆け引きが主要な部分を占める本会戦を、今まであったようで、無かった構成で面白く読めたというのが、率直な感想である。

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2019年01月01日

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