【感想・ネタバレ】中国奇想小説集のレビュー

あらすじ

『捜神記』『唐代伝奇』『聊斎志異』『子不語』など六朝から清代まで、変幻自在の奇想幻想小説約30篇を、ミステリ評論家でもある練達の中国文学者が精選、新訳でお届けする。

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Posted by ブクログ

牡丹灯籠の奴とか、白川静先生の本に出て来る「現実の人間より純情」なのが出てくるやつとか、武田雅哉先生が支那の「オーラルな文化」を説明意する際に出したあれとかが入ってゐて便利。
 娘さんの部屋にある如意ってふと、あのー。説明がないのはいいっつうか悪いっつうか。
 面白かったですはい。

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2020年07月19日

Posted by ブクログ

愛想のない表紙とタイトル(スミマセン)で、どうかな〜読めるかな〜と思っていたが意外や意外。不思議な話、奇妙な話がたくさん入っていて面白かった。
中でも、書生の口から美少女が、美少女の口から若い男が、若い男の口から20歳くらいの女が…という『籠のなかの小宇宙』は入れ子話の中でも秀逸では。

ドッペルゲンガーあり、かなわぬ恋ゆえの怪異あり、異界あり、異類婚ありと、中国の1500年以上に渡るお話の懐の深さ、豊かさを垣間みる思い。

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2019年05月22日

Posted by ブクログ

中国古典の奇想小説を集めた短編集。古い時代の作品のほうがよりプリミティブで神話そのものに近く、ぶっ飛んでいて面白かった。

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2025年05月07日

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