あらすじ
大学進学、就職、将来の年収、そして友人・恋人の数まで……
公立と私立の選択でどれだけの差が出るのか?
小学校、中学校、高校、大学……、あらゆるカテゴリー
で公立か私立かという選択はその後の人生を左右する大きな問題である。
本書では、「学力」、「お金」、「人間関係」の3大ポイントを
政府の統計、週刊誌のランキング、そして本書独自に行った
公立中高/私立中高出身者へのアンケートなどを元に、徹底的に数値で比較。
格差問題のスペシャリストであり、教育問題にも明るい
同志社大学教授・橘木俊詔氏が“教育格差”の大問題を解く意欲作。
データを引き、歴史を辿りながら縦横無尽に論じていく。
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Posted by ブクログ
作者ご本人はいまその状況のお子さんがいたらどうするか?という問に、
「小学校、中学校までは公立で高校生くらいから私立もいいのかも」
というご意見でした。
BS日テレの久米書店リターンズという番組で紹介されていたものです。
ご本人ゲストでその本について語るのですが、
ゆとりは中学2002年から2011年、高校は2014年くらいまでっていう。
その世代についてと、いじめ問題について。
都内、大都市の偏差値の高い私立のいじめと、
郊外、偏差値の低い私立のいじめの質。
公立のいじめより私立のほうが多い理由は国が関与しているかどうからしい。
偏差値の高いところはいじめが少ない。
とか。
色々なるほどがありました。