あらすじ
年の取り方を知らない老人が急増してきた!超高齢化の時代を迎える今、わがままな年寄こそ大問題。
自立した老人になり人生を面白く生きるための7つの才覚の持ち方。
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Posted by ブクログ
2011年11月8日
いろいろ鼻につくところもあるけれど、老人になる前に読まないより読んでおいた方が良かったと思える本。
くれない指数が、老いの指数というのは確かに…。
最後の詩はぐっと来たなぁ。
Posted by ブクログ
◆結論 ~ 星の数 ~
★★★:暇な時間で読めば良い、読書の「費用と時間」と「内容」のバランスが釣り合っている
◆感想文 ~ 読む前、読んだ後 ~
◇読む前の感想
NHKの朝のニュースで取り上げられているのを見て、興味が湧いたので買いました。
「目上を敬う」というのは当然のことと納得していますが、私自身、経験として「この老人、甘え過ぎとちゃう?」とか、「なんかカッコ悪いで」とか思うことがありましたので、どうすればカッコイイ老人になれるか、と思い買いました。
◇読んだ後の感想
著者は経験も経歴も人生観も凄い方です。そのため、老人に対して「こうするべき!」という内容が、キツイですね。
しかし、この根拠は納得できるものばかりですし、オブラートをくるんだ様な曖昧な言い方ではありませんでしたので、竹を割ったような爽快な本です。
私が、自分の行動で今すぐ見直したいと思った内容がありました。
それは「受けられるサービスを受けないと、損をしたと考えていないか」ということです。
本の中では病院の「洗髪」を紹介していました。
(以下、私なりの要約です。)
何かを受ける権利があるとする。
その権利を受けることが当然で、受けなかったら「損をした」と考えている人が余りに多い。
昔の人は「自分はそんなに困っていません、私はその権利を使いませんから、もっと必要としている人に回してあげてください」という考えがあった。
その心を失った老人が、今、多過ぎる。
・・・すみません、私もそうです。
素敵な老人になるため、今後も精進します。
(参考:評価基準)
★★★★★:自分の知り合い、友人、家族全員が読んで欲しい(5%)
★★★★:「費用と時間」をかけても読んで欲しい、「内容」が非常に良い(30%)
★★★:暇な時間で読めば良い、読書の「費用と時間」と「内容」のバランスが釣り合っている(35%)
★★:読んでも良いが強く薦めない、他にもっと良い本がある(20%)
★:「費用と時間」の無駄、全く読む必要無し(10%)
Posted by ブクログ
劇薬寄りの本かなと思いました。
知恵は詰まっているけど、鵜呑みにするのは危険。
周りに頼らず自分の足で立て、楽しみを持て、身体が動かなくなるぶん頭を使えって所は割と同意です。自分の美学を持ち実践しながら生きることは素晴らしい。
しかし、なにしろエネルギーに溢れている方なので「それは強者の理論なのでは?」って思ってしまうところもチラホラ。
あと、若いうちに読むのがいいと思います。上記の要素に加え、結構キツめの物言いなので、高齢者の方はカチンと来そう。
70代の父親は「言ってることは尤もだが、上から目線の物言いが腹立つ」とカンカンでした。笑