あらすじ
(株)MSIのマーケティング部長ケイティは退屈していた。魔法の悪用を企てる輩に勝利をおさめたのはいいが、競争相手のいない市場でのマーケティングなど、サルでもできる。そんなとき、魔力を失ったのを好機と、魔力をもつ者が読むと正気を失う古写本の解読にいそしんでいたオーウェンが、とんでもないことに気づいた。権力への渇望を生み出し、他者を支配する力を与える危険な石〈月の目〉が、こともあろうにニューヨークのティファニーに現れたというのだ。放っておけば、世界中が大混乱に陥ってしまう。オーウェンはケイティとともに追跡を開始する。大人気シリーズ第6弾、セカンド・シーズン開幕。
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Posted by ブクログ
マーリンが昔作った最強の魔法道具と、エルフがもつ不死身になるブローチがくっいて大騒ぎになる話。オーウェンは今回魔法が使えないので、主人公と同じ状態。ここぞとばかりに魔力があると読めない本の解読をしていましたが、それどころではなくなり、いろんなものの手からブローチを守るために逃げて逃げてとにかく夜の街を逃げます。はらはらはさせられましたが、今回はひたすらに逃げ続けるので、すこし読んでいてだるくなる部分がありました。しかし最後の主人公の変化に続きが気になって仕方がないです。
Posted by ブクログ
(株)魔法製作所シリーズ第6弾。ここからセカンドシーズンだそうです。前作で受けたダメージにより魔力を失いイミューンとなったオーウェン。魔力を持つものには危険すぎて閲覧できなかった古写本を研究しはじめてすぐ、とんでもないことに気づく。
いつにもましてドタバタで、常に追って追われて戦ってる一冊でした。魔法使いでも魔法を無力にしてしまうイミューンでも厄介な代物を巡っての争いなので、うまくいきかけてはまた足元を掬われるの繰り返しで、ちょっとしつこかったかな。おばあちゃんは相変わらず最強でした。それにしても続編が楽しみに思わせるのがうまい(笑)
Posted by ブクログ
面白くないとは言わないが、ちょっと雑
オーウェンが外野からどう見られてるのか
が作中では出てくるけど唐突感が否めない
その前にオープニングでトリックスやイザベラとケイティがランチでもするシーンを挟んで会話させてもやよかったのでは?
ケイティ彼氏だけになったの?
トリックス達から避けられてるの?
ならそれも描写して欲しい
作中一日ですべてを終わらせたかったのもわかるし、それにはスピード感が必要なのもわかる
けれどその分、作者の売りのひとつである丁寧な描写を捨てるほどのものか?
とも思ってしまう
ガーゴイル戦は楽しかった
羽繕い大事なのも苔が敵なのも石っぽくてよかった
サムが人気なのもわかった
ロッドとグラニーが今回は絡んできたのも、反面マーリンが殆ど絡んでこなかったのも珍しくて面白かったけれど
人気のない脇キャラを疎かにされたのが物悲しい
Posted by ブクログ
もう終わってしまった…(´。 ॄ⁎̥̥̥̥̥̥ૂ`)と思ってた、大好きなあの二人が帰ってきた!本国では、自費出版の電子書籍という形で、日本よりやや遅れて出版された模様です。この前の5巻もね。よかったねぇ、アメリカの読者諸賢!
オーウェンが魔法を使えなく…というかイミューンになってしまってるせいで、やっぱりお話にスパイスが足りない感じ。
ミミの凄まじき鬼上司ぶりを、充分に堪能し尽くせて、さらにそれにスカッと爽やかに切り返すケイティを見た時は、拍手とガッツポーズでました!よくやったケイティ!
でも、やっぱ前巻のが面白かったなー。というか、二人の亀並みスピードの恋愛が大好物な私としては、やっぱ『赤い靴の誘惑』を超える、“むっきゃー!”な展開がないと!
彼ら高校生?ってくらい奥手なんで困るよ、つーまーらーんーよー笑!
思うに、これ、5巻のラストで言ってたバカンスも結局いってないでしょ?それはよろしくないよ、王子様。いい加減ベッドインしなよ、中学生かorz
まぁでも、それでも“そこにいるだけで”我らが王子様はもう素敵すぎるんですけどね。
本国では、ユニバーサルに映画化の権利を売ったそうで、脚本家も決まってるらしいのに、全くそれ以降話を聞かないな。と思ったら、著者のブログで『この話、流れちゃったのよ』とあったので、大ファンの私にとっては立ち直れない現状orz
まぁ、本国じゃ自費出版になっちゃってるんだから、そりゃ流れたんだろうなぁとは思ったけど…イジイジ(●̥ε●̥̀๑)))‥