あらすじ
大介護時代を乗り切る、待望の改訂版!
福祉の基本は「情報収集」と「自己申告」なので、
自分から動かないと事態は何も進みません。
親の入院・介護に直面した時に必要な知識を「短期的戦略→
中期的戦略→長期的戦略」と時系列に分けてわかりやすく紹介。
制度の仕組みや手続き、サービスや施設の費用、専門職とのやりとり、
仕事や子育てと介護の両立……など、「いま」知りたいところから読めます。
法制度の改正に対応するとともに、「顔も見たくない親の介護」
「きょうだいリスク」など新たな項目を追加し、充実の第2版です。
●旧版の読者の声●
「突然、高齢の親が入院して不安でいっぱいの時、
どこに相談すればよいかがわかってすぐに行動できた」
「介護保険の申請、ケアマネ探しなど順を追って解説されているので
先の見通しが立てやすかった」
「介護サービスに否定的な親を説得する時に、
本に書かれていた事例を真似してうまくいった」
「本書でケアマネジャーは変更可能と知って、思い切って変えることにした」…etc.
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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感情タグBEST3
親が倒れるとき「倒れるよ」って言って倒れるときはめったにないです。
いつかはそうなる時があるかもしれないと考えたことはありましたが、
私の親も突然でした。
今は、病院に相談員さんもいるので、
分からないことは聞いて教えてもらうこともできますが、
ある程度知識を入れたうえで、相談するのと、
何も知らないで相談するのでは、違うと感じます。
そのある程度の知識をこの本で、知ることができ、
今後のこと、今するべきことで漏れはないかも確認することができました。
分かりやすく一冊にまとめられているので、
購入してよかったです。
Posted by ブクログ
漠然とした介護に関しての不安を詳細に解決してくれる良書だと思いました。
この先介護に関する情報も変化していくとは思いますが、いつかは自分も通る道なので知識を持ちつつ、変化に対応していきたいと思います。
Posted by ブクログ
より具体的なケースを基に対応方針が記載されていた。
以下覚えておきたいこと
・病院は長居させてくれない
→入院は最長3ヶ月(診療報酬が包括払いのため)
→急性期病院(約1ヶ月)退院後の選択肢
…自宅、施設
…回復期リハビリテーション病棟(入院条件有)
…地域包括ケア病棟(最長60日)
・親から定期預金を渡された場合
→預り金として、親子で覚書を交わす
→使用時には領収書を残す
・親の金銭管理
→銀行のキャッシュカード・暗証番号を把握
→成年後見人制度
→任意成年後見(判断力あるうちに)
→家族信託(判断力あるうちに)
・施設選びのポイント
→重要事項説明書
…入居率(損益分岐点は80%)
…退去者数と理由
…サービス内容(看取り、通院介助など)
…追加費用(オムツ、シーツ、とろみ材など)
以下覚えておきたい用語。
・クリニカルパス
→入院中のスケジュール表
・医療ソーシャルワーカー、医療相談室
→病院内で医療費や介護の相談に乗ってくれる
・リバースモーゲージ
→自宅を担保に借入を受ける
Posted by ブクログ
「自分の親が突然倒れたら?!」
そんな時、慌てふためかないように、介護にまつわる仕組み・制度について、当事者(親)を支える側(こども)の目線から分かりやすく説明しています。日本は高齢化大国として介護制度自体はそれなりに充実していますが、施設・サービスに関する複雑な分類・要件の細分化によって、分かる人にしか分からない「得体のしれない"何か"」になってしまっている?!
そんな状況を打破し、"いざ"という時に路頭に迷わないよう、一家に一冊、手元に置いて損はない本だと思います!