あらすじ
----どうして貴方は愛されないのか----
----隣のあの子はどうして好かれるの----
「理由は分からないけれど、なんだかいつもより、イライラする」
多分誰にだってある、どうしようもない瞬間。
心の不調、不機嫌を上手にかわいく操れば、
恋は、いや人生はもっとラクチンで素敵になる。
世界のかわいくなれない不機嫌女子達におくる、女の子を絶対に幸せにする1冊。
1人で溜め込む必要はないんだよ
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すごく共感しました!
知人におすすめされて読み始めました。
うわ!なるほど!確かに!と共感してしまう部分や女子特有のそういうのあるよな〜と思う部分ばかりでした。
自分と重なる部分があり最初から最後まで共感しました。
そしてその事柄への対応や解決作が書かれていてとてもよかったです。
何度も読み返したくなります。
この本を読んで少し成長できたのではと思いました。
Posted by ブクログ
Present for you
―恋に悩める全ての女史に贈りたい―
上手く息ができないと思った
思っただけで本当は必死に生きていた
自分自身を守るため
この手を開け渡したら
誰かに守ってもらうことしかできなくなった
たくさん傷ついた手だから
自分で守れないと思っていた
弱くあるのと捨てることはまるで違う
似ているから誤解する
幸せになるのは他の誰でもない
自分自身なんだっていうこと
幸せを感じて 出会う度に
名前を付けて宝石箱の中に入れた
これから出会うかもしれない
もう既に残ってしまっている傷跡に負けないように
好きで溢れたこの世界はきっと
愛という言葉みたいに美しい
いつの間にか嫌いなことを数えて
毎日が簡単に色褪せた
欲しいばかりで物足りなくなって
自分が嫌になっていくのが 嫌だった
緩やかにその手にあるものを見つめてみて
私の中にある私のためにを全身全霊で思い出す
この手でできることはあなたのためじゃない
全て私のため
私のためにした 優しさをあなたに分け与えて初めて
それは 優しさになる
愛されたくて悲しいなら
この手で私を愛してみる
愛なんて分からなくても
私の好きは
知っているでしょう?
探せるでしょう?
ずっと私を私が生きてきた
ずっと傍で 見てきたでしょう?
私は私のために生きてほしい
私は私の幸せを いつも傍で祈っている
Posted by ブクログ
この本は、ヒロコ・グレースさんの「夫を最強のパートナーにする方法」を読んだ後に読みました。
自分の機嫌は自分でとる、不機嫌であることを伝えて不機嫌な上機嫌でいる、「素直」で「上機嫌」な人は好かれ、周りも上機嫌にする、とヒロコ・グレースさんの本と同じようなことが書かれており、たしかにと納得しました。
また、
喜びの感情こそ、大げさに表現しなければ伝わらない、
喜びを表現してくれる人と一緒にいると、自分が認められたように感じる、
喜んで魅せる。
や
「信じる」というのは、裏切られる覚悟を持つことだ。
などは考えさせられました。
お洒落な文体で、女の子の気持ちを高めてくれる、前向きにさせてくれる本であるように感じましたが、嫌いなものはブロック、彼を捨てれば幸せになれる、などは依存からなる気持ちであれば、それでいいかもしれませんが、自分が自立することによって関係性が変化する可能性があるのに、そんな簡単なことではない、と思いました。
私とそんなに年齢は変わらず、美容整形の看護師、風俗嬢、ライターと多くの職を経験している作者ですが、まだ少し人生経験が浅い若い子が書いたという感じがします。
私は読みながら、自分の夫に違和感を感じたらお別れしないといけないのかと、悲しい気持ちになりました。
勢いよく読んで、女の子の気持ちを高めるのに読むのはとても良い本だと思います。
Posted by ブクログ
・不機嫌と上手に付き合う→「上機嫌に不機嫌を伝える」
・大切な相手であるほど自分の心の内を伝える
・今自分の手元に「あるもの」を見つけてそれを磨く
・自分の舵は自分で取る、大事なものを大事だと思える気持ちを育てておく
・「まぁ、いっか」
・好きなものだけを数えて、嫌いなものは手放していく
・人を信じるために、まずは自分が誠実になる
何はともあれ、まず自分を大切にしようと思える本。
そして私は、トータルで見ればとても幸せな人生を送れているんだなぁと思った。そういう生き方をできていることに感謝しよう。
Posted by ブクログ
著者から女の子にメッセージという形で、恋愛において大切な考え方がたくさん詰まっている本。
恋愛本やテクニック論などで見聞きした考え方が多く感じられた。
「なぜ」そうするといいのかとかが気になる理論派は合わないかもしれない。エッセイなので、感情などの気持ちが響く感覚派な人には読みやすくメッセージとして受け取りやすい気がした。
私は頭でっかちな方ので、読みやすいけどすごく響くという感じではなかった。
失恋後や落ち込んでいる時、なぜか元気が出ない時にオススメかも。
好きだなと思った言葉
・「不機嫌は我慢できる」。これが、人生を難しくする、もうひとつの大きな勘違い。
・喜びは不機嫌なんかよりももっと、大げさなくらい思う存分、上機嫌に、そして素直に伝える必要がある。
・「私を大切にできないなんて、バカじゃない?」 「私の大事なものを大事にできないなんて、ふざけてない?」 ちょっと高飛車に思えるかもしれないけれど、そう思える心を育てておけば、「好きになっちゃった」って、間違わない。