あらすじ
傷心旅行中に財布と荷物を盗まれた龍太は、司という男の家に泊めてもらった。
そこはレストランが併設されていて、元パティシエの龍太はなりゆきでデザートを作るなど店の手伝いをすることになった。
最初はこちらを簡単に信頼してくる司に戸惑ったものの、龍太はしだいに彼の傍にいることに居心地の良さを感じ始める。
でも、過去の経験から、他人を完全に信じるのには抵抗があって……。
※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
傷心旅行で訪れた北海道で財布等全て入った荷物を盗まれて困っていた所をレストランのシェフの司の家に厄介になる事になった龍太。
成り行きでデザートを→作って、実は過去にパティシエとして働いていた事を知った司は店のデザートを作るようにと…。
龍太が何故北海道へとやってきたのかが何とも腹立たしく。
そして龍太、司のお互いに家族に想いがあり、共に過ごすうちに惹かれ合っていくのがとても良かった。
信じていた人に裏切られ傷つき中々心を開く事が出来なかった龍太、これからは司と共に幸せにレストランを営んで行って欲しいです。
ちょっと切ない、でも甘いお話でした。
司君いい奴
司君っていい男だし、親を大事にしてる
龍太も勤めていた会社で犯罪者扱いされて人間不信になり
旅先で盗難被害に会うけど
それがなかったら司に会うこともなかった、好きにもならなかっただろう
人生何が起こるか本当にわからない
よかったです、いい人たちに会えて