あらすじ
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知らないと損する!
学校でも会社でも教えてくれない、フリーランスの税金の話。
「そもそも税金って何を払うの?」
「どこまでが経費?」
「節税する方法があるって本当?」
「確定申告って何から手をつければいいの?」
「何がわからないかもわからない!」
フリーランスになったらぶつかる税金の悩みを新米フリーランスである著者が、日本一フリーランスに優しい税理士の先生にギリギリまでぶっちゃけて教えてもらいました。
「こんなはずじゃなかったのに…」になる前に、知っているだけでトクする情報がもりだくさん。
さらに、仮想通貨や副業など今どきの事情にも対応。
新米フリーランスの人や、まだ確定申告をしたことがない人はもちろん、これからフリーランスになりたいと考えている人にも、是非読んで頂きたい1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
個人事業主になるため購入しました。
お金のことに関して、全くのゼロベースからでも漫画だから頭にスルスル入りました。
マニュアルとしての使い方もできそうだから、永久保存版として所有しておくと良さそうです。
Posted by ブクログ
ポッドキャストで普段聴いている投資関連の司会者が薦めていたので手に取ってみました。フリーランスでもないしフリーランスに特になりたいという訳でもないのですが、仕事柄そういう人とまあまあ関わりのあるところもあって興味深く読みました。
そうそう、サラリーマンでも確定申告するならどうなるんだろうとかふるさと納税についての話など参考になりそうな話もありました。税理士の先生って自営業者にはなくてはならない仕事なんですね。おすすめ会計などのアプリの話なども何か興味をひきました。借りた本だったので返さなきゃならないのですが、手元に置いておきたくなりました。
Posted by ブクログ
まんが形式でとても読みやすい
ぶっちゃけ話も多く、わかりやすい
最新刊はインボイスにも対応
他に確定申告のやり方などもとても詳しく書かれていた。
◯開業前にやることリスト
・開業準備で使ったレシートや領収書を保管
(フリーランスになろうと思ったその日から取っておく)
・名刺を作る
・会社員の場合は、クレジットカードを作る
・会社員で引っ越しの予定があれば、契約する
◯開業したらやることリスト
・開業届と青色申告承認申請書
・国民年金の国民健康保険の手続き
◯4つの税金
①所得税【国】
1年間働いた所得にかかる税金
(税率は5〜45%)
②住民税【地方自治体】
自分が住んでいる都道府県&市町村に払う税金
(所得に対して税率は原則一律10%)
※3月に確定申告→6月8月10月1月に住民税支払い通知が来る
③事業税【地方自治体】
職種によって税率が0〜5%
※8月11月に納付通知が来る
事業税がかからない職種例:
芸術(画家、漫画家、音楽家、文筆家など)
林業、農業(一部)、医療など
※ライターは文筆業だから非課税で0%
Webデザイナーはデザイン業で5%
アフィリエイトブロガーは広告業で5%
だが
「文章を書いて生計を立てています」と説明すれば
非課税判断になることも
④消費税【国・地方自治体】
売上が1000万以上だとかかる
◎会社員は
所得税→給与から今年分が毎月天引き
住民税→前年の所得をもとに6〜翌年5月の給与から前年分が毎月天引き
◯所得税の決まり方
売上−(経費+控除)=所得(課税所得)
所得税=課税所得×税率−控除額
◯節税の方法
①経費をたくさん作ること
②控除をたくさん使うこと
◯源泉徴収で引かれている分も
確定申告すると返ってくるかも
(確定申告の還付)
※報酬の10.21%天引きして国が先に納付している
◯社会保険
フリーランスが会社を辞めた後、
自分で手続きする必要あり
・国民健康保険
・国民年金
(会社員は厚生年金+国民年金の2階建て)
→手続きできる場所
自分が住んでいる市区町村役所
(年金は年金事務所でもOK)
手続きに必要なもの
・健康保険の資格喪失証明書・離職票
・免許証など本人確認書類
・自分(+扶養家族)のマイナンバーがわかるもの
・印鑑
◯国民健康保険を安くする方法
①家族や配偶者の「健康保険」の扶養に入ると
0円なので1番お得!
※扶養に入れる条件
(1)年収130万未満かつ扶養に入れてくれる人の年収の2分の1であること
(2)被保険者が三等身以内であること
②国保組合に加入
同じ職種・業種の人が集まる保険
保険料は所得に関係なし
国保より安くなることも
(所得や家族構成で変わる)
おすすめは「文芸美術国民健康保険組合」
(略して文美国保)
③任意継続する(会社を退職する場合、原則2年)
ただし、保険料は会社が払ってくれていた分も
自己負担なので、実質2倍
退職日から20日以内に加入する必要あり
国保が高すぎるから、保険料2倍の方が安くなるケースもある。
地域の全国健康保険協会(保険証に書いてある)へ問い合わせを
◯国民年金
・会社員とフリーランスでは、もらえる額は2倍以上違う(会社員の方が断然多い)
◯年金上乗せ制度
(どちらも掛金は全額控除になり、節税効果あり)
①国民年金基金
会社員の厚生年金と同じように、一定の掛金を負担することで、自分で2階建て部分を上乗せできる制度
掛金は加入時の年齢や性別にもよるが、自分で設定できる
ただし途中解約できない
②付加年金
月額400円と手軽な掛金で年金を上乗せできる制度
「200円×収めた月数」の分だけ、もらえる年金(年次)が増える
2年間年金を受給すると、元が取れる仕組み
◯払いそびれている年金は、「後納制度」がある
過去2年分遡って払える
(制度は変わることあり)
年金もらえるといいが…
◯売上計算
・SNSもチェックされているかも
(この人の投稿儲かっていそう…と思われたら調査が来る可能性あり)
・自分が出した請求書は印刷してしておいて、実際に支払われた額と差があるか見ておこう!
(「売上」と「自分が前払いした税金」を管理できているかが大事)
・通帳の金額をそのまま帳簿に打ち込むと、源泉徴収が引かれた後の金額しかわからないので注意
(前払いした税金が取り戻せなくなる)
◯税務調査
・正しく確定申告されているか税務署から調査官が来ること
(法人は4〜5年に一度来ると言われている
個人に来る確率は1〜2%)
・税務調査では「帳簿」と「領収書」が見られる
(提出時は受理のみで、税務調査は何年か経ってからの「答え合わせ」)
・税務調査が入る時は事前連絡が来る
時間はAM10〜PM5時
調査は、
こちらが事業税の説明
→調査官の帳簿チェック・領収書、請求書など証拠書類のチェック
→最後に総括(「今後、この点を直してください」「ここは修正すべきでは?」など)
当日だけで完結せず、後日のやりとりをして結論が決まる
・「経費として認められない」とペナルティをうけたら、延滞税(延滞金)を払う
フリーランスは、所得税だけに延滞税がかかると考えればOK
延滞税はそこまで高くない
(計算方法がややこしい)
・他に重加算税
経費を水増ししたり、売上を不当に少なくしたりなど事実を捻じ曲げて税逃れしようとした場合。
脱税行為への罰則。
税率は35%。
刑事告訴される可能性も
◯経費
・「売上に貢献しているか」で経費になる、ならないが決まる
・「仕事」と関係すると自信を持って言える経費
どんどん確定申告書に反映させた方がいい!
・レシート、領収書、クレジット明細書もOK
・1つのレシートに経費とプライベートが混じっている時は、ペンで丸をつければOK
・レシートがもらえないときは出金伝票を使う
(100均で売ってる。
日付、相手先、勘定科目、支払った内容を記載。
金額は制作後改ざんできないように¥や-を書く。
あとは証拠資料を補足すればOK
←交通費なら履歴印字、
ご祝儀やお香典なら案内状や香典袋のコピーなど)
・家事按分
自宅兼事務所に関する費用
(家賃、水道光熱費、Wi-Fiなど)
→10割全てを経費にはできない
(広さ:ワンルームの半分を作業部屋に使うので5割
時間:8時間使うので3割など)
・仕事に直接必要であったものならOK
例)たくさんの作品を見て刺激を受ける
参考資料にする
・経費と経費以外のレシートも取っておくと説得力が出る
◯絶対に副業を会社にバレたくないなら
・住民税を通知する役所に副業分の会社分の住民税を分けて発送してくれと懇願する
・見落とされる場合もあるので、確定申告書を提出後、市区町村役所に確認
(役所に情報がいっているか確認。
住民税の納付書を何としても本業と副業でわけてほしいとお願いする)
・バレたら転職or脱サラしてやるくらいの気持ちで副業した方が副業が成功する確率が大きく上がる
・開業届や青色申告申請書は通常通り出す
・本業の源泉徴収票に記載してある情報を確定申告書Bに記載すること
Posted by ブクログ
税金のことについて
本当にイチから分かりやすく教えてもらった。
驚きの節税方法などが
書かれている訳ではないので
そういうことを知りたい方は
また別の本に当たった方がいいと思う。
会社で請求書の支払をするときに
研修講師の方に支払調書を作成することがある。
何でこんなことしてるんだ?と
いつも思っていたが、
まさかのこの本で謎が解けた。
先生の解説もすごく丁寧。
現職にも活かせる知識がたくさんあり、
本当に勉強になった。
会社員が社会保障の面では
すごく恵まれていると実感できたし、
小規模企業共済や青色申告の話も
今までFPの勉強で覚えないといけないから
数字をひたすら無理矢理覚えていたけど、
使う人や場面をイメージできて
スッと頭に入ってきた。
独立するときにまた読み直して
勉強したいと思う。
Posted by ブクログ
全く何もわからないままフリーランスになってしまったので、基礎から丁寧にかかれていてとても勉強になった。
また、税金との接し方のスタンスも学べて参考になった。
Posted by ブクログ
フリーランスでも、会社員でも日本の税制入門ハンズオンとして優れた良書と思う。
基本的に日本では納税に関する知識を教育される機会はないので一般的には素人ばかり、この素人目線に立って税の計算や経費の基礎的な考え方、かゆいところに手が届きそうなノウハウ(支払い調書がもらえないときは伝票を作る)もあり。
ふるさと納税や暗号資産についても言及されているので、確定申告の必要性から考えたい会社員やフリーランスは一度は手にとって良いのではと思う本。
Posted by ブクログ
子供がフリーランスになったので、お金のことがいろいろ気になっていた。フリーランスの税金について漫画でわかりやすく解説してある。実体験に基づいているので、余計に頭にスッと入ってくる。
漫画で分かりやすく税金や確定申告のことを学べました。
サラリーマンであっても知っておいて損はない話ばかりです。
副業で得た収入の税まわりについても触れられていて、知識を少し持つだけで副業の敷居が低くなったような気がします。
匿名
タイトルのまんま
タイトル通りの内容すぎてすごく共感できた。
何にもわからずフリーランスになった、何から始めよう、どうしよう、何か本を読めばいいのか、じゃあ何を読もう。
と、思ってる人、まずはこれからでいいと思います。
漫画形式でわかりやすいし
何より1番読者に近い感覚で書いてある。
こんなに簡単に読めて、知識が増えた気になった。すごいです。
税金に興味があればこの本から👍
副業に興味があり、税金のことも詳しく知りたいと思い購入しました。
漫画(対話)形式で話が進むため、普段読書をしない方にも大変読みやすく、ストレスなく1日で読破できます。
会社員との比較で主な税金の説明がなされており、フリーランスになられる方も、なんとなく年末調整されている会社員の方も、まずはこの本を読まれると、もっと税金について知りたくなるような、そんな本でした。
有益❗️そして楽しい漫画❗️
私も最近、非正規の立場になり、税金や社会保険料、年金など、サラリーマン時代はノーマークだった公共料金と向かい合う日々が増えました。
この本を読めば、知識がない故に不安になっていたことが解消されます。
何より、あんじゅ先生の身近さ、キャラクターのハイテンションなノリ、とても共感と楽しみを生んでくれます。
ぜひ、読んでください。
サラリーマンもフリーランスも関係なく、教養が高まります。
読みやすい
税についての知識はほとんどありませんでしたが、漫画やイラストなので読みやすかったです。
今まで詳しくはわからなかったことが、なんとなく読んでも理解できる内容です。少しでも興味がある、お金について学びたい方は読んで損はないと思います。
分かりやすい!面白い!
漫画でフリーランスのことが解説されていますが、とても分かりやすいです。確定申告などフリーランスがやらなければいけないことをほとんど知らない方にピッタリです。私も完全に初心者なので、とても勉強になりました。指南書として分かりやすいだけでなく、漫画としても笑えて面白いです。
わかりやすい
確定申告に関わる税制度についてマンガでわかりやすく解説してくれる。
税に関する知識がなくても基本的な用語の説明をしてくれるので大丈夫。
読みやすいため3時間もあれば余裕で読み終えるかと思いますし、いざ実践するときに再度読み返したいとおもいます。
私は税に関する知識を得たくてFP3級を受験しましたが、そのときに勉強した内容を実際に活用する場面を描いているので、理解が深まりました。
Posted by ブクログ
すごく勉強になった。
知らないことばかりで、節税や経費など知っておかなきゃいけないと痛感しました…
何度も読み返すであろうマニュアル本です。
ちょっと絵がぎゅうぎゅうで見づらいかも。
Posted by ブクログ
フリーランスってタイトルにはなってるけど、会社員時代の税金の仕組みとか副業したときの税金の話も書かれてて、やさしく全体的に学べる内容で初心者にはとてもよかった!
けど、漫画が個人的に苦手で☆-1…。
税金という難しい議題の中で全然関係ないギャグ漫画みたいな要素が差し込まれてガチャガチャしているし、絵も上手なわけでないので読みづらさを感じる。
Posted by ブクログ
漫画をベースに、フリーランスに必要な税金の知識が詰まっていてとても読みやすかった!
FP2級&社労士知識ありの私にも知らないことがたくさんあり勉強になった。(経費、会計ソフトの選び方、消費税等)はじめの一歩にとても良い本だと思う。
国民年金については、滞納した上で後納を勧める記述があるがこれはやめてほしい。障害年金が貰えなくなるリスク等あるので、払うのが厳しい場合は納付猶予等の制度を使う方法を勧めて欲しい。(追納もできるので本誌がメリットとしている節税メリットもあり)
Posted by ブクログ
このタイトル通り、私もお金のこと何もわからないまま個人事業主になり、確定申告の時にてんやわんやしてしまいました。笑
このままじゃダメだと思い、本を探していたところこの本と出会いました!漫画で読みやすそうだったので、即購入!(笑)
この本には税金に関する基礎が書かれていて、何もわからない私にもわかりやすくてありがたかったです。
Posted by ブクログ
確定申告と年末調整や、知っておいて損はない節税など、お金についてまんが形式で楽しみながら学べる1冊。
会社員=安定
という考えが根強い日本では、フリーランスに厳しいところもあるんだなと思った。
(不動産会社で家を紹介してもらえなかったり…)
信用を得るためには確定申告をしていくら所得税を納めているのかなどを証明する必要がある。
フリーランスはもちろん源泉徴収の対象外であるため、領収書などを集めまくって3月あたりに税務署へ確定申告書を提出しなければならない。
など難しいこともたくさん書かれていたけどこの内容が全て頭に入れば、税金でのトラブルを回避することができそう。
Posted by ブクログ
フリーランスを目指す時、確かに一読すると、有意義な知識が多いかも。
個人事業主の年金
サラリーマンで副業がバレる理由は、住民税でそれを回避する裏技
税理士さんに無料相談なら2月
そして、営業が下手な理由
Posted by ブクログ
漫画形式ですごくわかりやすかった!
◯◯税とか確定申告ってそもそも何??ってレベルの私でもざっくり仕組みを理解できた。
ただ消費税らへんがちょっと難しい…(~_~;)
あと画像の帯の位置にインボイス対応って書いてあるけど載ってなくない…?インボイス2023年に施行されたのに2018年に出た本書に載るわけないのでは…?それとも私が理解できてないだけかな…?
他にも色々調べてお金の勉強しないとなぁ…_(´ཀ`」 ∠)_
〜自分用メモ〜
・主な税金は所得税、住民税、事業税、消費税の4つ。
①所得税
1年間稼いだ所得に対して国に払う。
税率は5〜45%。累進課税と言って稼ぐほど税率上がる。
売上から経費+控除を引いたものが「課税所得」
節税への近道は「経費を作る」「控除を使う」で課税所得を減らすこと。
②住民税
住んでいる都道府県&市町村に払う。
所得に対して税率は原則一律10%(住んでる場所は関係ない)
所得が決まると住民税も決まるので所得税と時差がある(6月)
③事業税
所得に対してかかる税。
職種によって払う人払わなくていい人がいる。
利益が290万以下の人と、林業・農業・医療・芸術の職種は事業税かからない。
④消費税
売上が1000万超だとかかる。
(2023年からはインボイス導入で1000万以下でも消費税納税…)
値段交渉の際は初めから「税抜き」であると伝えて交渉。
消費税の計算は2つある。
・原則課税
売上を上げると消費税を預かるが、経費の支払いで消費税を払ってる為、預かった消費税から支払った消費税を引いた差額を納税する。
ex
売上1080万 預かった消費税80万
経費300万 支払った消費税24万 だとすると
80万−24万=56万納める。
・簡易課税
業種によってみなし仕入れ率が決められていてそれを元にざっくり計算する。
フリーランスは大体売上に対して50%くらいの経費になるので
ex
売上1000万 預かった消費税80万
みなし仕入50%
80万×50%=40万 支払い消費税40万
80万−40万=40万納める。
フリーランスは簡易課税の方がお得になる可能性あり。
※ただし、簡易課税で計算したい年の前年に届出の提出が必要かつ一度使うと2年縛りがある。
☆源泉徴収:報酬が発生した時点で国が所得税を先取りする仕組み。引かれるのは報酬の10.21%。
払い過ぎた税金が返ってくるためのチャンスが確定申告。
いくら源泉徴収されてるか=税金を仮払いしてるか管理しておくことが大事。
☆社会保険制度:病気や老後などのリスクに備える公的な保障(医療保険、年金保険、介護保険等)
フリーランスが加入するのは主に国民健康保険と国民年金の2つ。
社会保険で払った分は全額控除になる。
国民健康保険を安くするには①扶養には入る②国保組合に加入する(本書オススメは文芸美術国民健康保険組合。自分の職種に近い団体を探す)③会社を退職する際任意継続する。
国民年金のメリット
①老齢基礎年金:65歳から貰える終身年金
②障害基礎年金:病気やケガで障害が残った時に貰える年金
③遺族基礎年金:加入者が死亡した場合妻や子供に支給される年金
※もし年金払えない場合は「後納制度」を活用。
儲かった年にまとめて払えば全額がその年の控除になるので節税になる(過去2年分まで)
☆支払調書:フリーランスが仕事をした時に企業から発行されるもの。企業から税務署に提出する用なのでフリーランスにはくれない場合がある。
(支払い済みのものだけ載せる企業もあれば未払いも含めて載せる企業もある)
売上管理において支払調書はあまりあてにならないので、自分が出した請求書は取っておいて実際に支払われた額と差があるかチェック。
※振り込まれた額だけ見てると源泉徴収が引かれた後の額しかわからないので前払いした税金が取り戻せなくなるので注意!
☆経費:明確なルールはない。自分の仕事に関連してるもの。交通費や交際費などの◯◯費を勘定科目と言う。
これは仕事で使ったと説明できて相手を納得させられることが大事。
領収書じゃなくレシートでもOK。
レシートがない時は「出金伝票」を使う。
経費にならないレシートも取っておくと怪しまれにくい。
自宅で仕事してる場合「家事按分」という方法で経費にできる。
家賃、水道光熱費、Wi-Fi代、ガソリン代、駐車場代等、仕事に直接必要と区分できればOK
(広さ→ワンルームの部屋の半分が作業スペースなら5割、時間→1日のうち8時間を作業スペースとして使うなら3割)
☆確定申告:フリーランスの所得税は「申告納税制度」と言い自分で税金を計算して申告し納税することになっている。2/16〜3/15までに提出。
「青色申告決算書(4枚ある)」と「確定申告書B」の2種類の書類と控除証明書や源泉徴収票が必要。
確定申告には3種類ある。
①白色申告:届出必要なし。控除0円。帳簿の付け方が青色10万とほぼ同じ。
②青色申告10万:届出必要あり。10万円控除。帳簿が簡単。申請書は「簡易簿記」を選択。
③青色申告65万:届出必要あり。65万円控除。帳簿が難しい。申請書は「複式簿記」を選択。
※青色は控除以外にも身内に給料を払って経費にできる、10万以上30万未満のものを一括で経費にできる、赤字を3年間繰り越せる等のメリットがある。ただし「開業届」と「青色申告承認申請書」を出さないとダメ。
青色申告の会計ソフトは「やよいの青色申告」がオススメ。
青色申告決算書をしてから確定申告書Bやる(国税庁HPに作成ページあり)
☆ふるさと納税:本来自分が住んでる自治体に払う税金の一部を好きな市町村に寄付できる。実質2000円で寄付額に応じて名産品が貰える。
控除には上限があり年収や家族構成で異なる。
上限3万でふるさと納税に3万寄付したら2万8000円は所得税の還付と住民税の控除で戻ってくる。(上限を超えて寄付したら超えた分は自己負担)
確定申告で「寄附金控除」申告して課税所得を下げられる。
☆小規模企業救済:毎月自分で積み立てて事業を辞める時に受け取れる仕組み。独立行政法人中小企業基盤整備機構のHPか金融機関から加入。
メリット3つ
①普通の銀行より利率が高い。金利約1〜1.5%(銀行は0.001%)
②掛け金額を自由に設定できる。1000〜7万円500円単位。
③掛け金は全額控除になるので節税になる。
※確定申告書Bの「小規模企業救済等掛金控除」を忘れず記載する。
☆iDeCo:個人型確定拠出年金。小規模〜と似てるけどiDeCoは加入時に自分で金融商品(投資信託や株等)を選び、iDeCoが運用。
資産運用した利益には税率がかかるけどiDeCoは非課税。ある程度リスクとってでも資産運用したい人はiDeCo。
60歳まで受け取れない。
☆確定申告しなくていい人は本業以外の所得が年間20万以下の人。
20万超えの売上あっても経費を引いて20万以下なら必要なし。
☆副業がバレるのは住民税。
「給料に対して住民税高すぎじゃない?」ってなるとバレる。
副業分の確定申告する時に、確定申告書Bの右下住民税の徴収方法を選べるので「自分で納付」に⚫︎つけると副業分の納付書は自宅に届く(が絶対ではない…)
Posted by ブクログ
働こうとしている会社から業務委託契約と言われたので、読んでみました。マンガ形式で楽しく読めました。
確定申告で100点とれているフリーランスはいないんだよ。と言う記載にちょっと安心しました。あと、解釈の仕方で色々グレーゾーンがあると言うことも分かりました。やっぱり、会計ソフトかクラウド会計ソフト使わなきゃ最初は出来そうにないな…確定申告
Posted by ブクログ
漫画形式で話が進んでいく。
ためになる、ちょっとおっちょこちょいな漫画家とそれを上手くカバーする税理士の掛け合いが面白い。
確定申告の時に、副業分の住民税は「自分で納付」にチェックすれば会社にバレにくい。(バレても責任とれませんのであしからず)
Posted by ブクログ
先の見えない時代。今の職場にいつまでもいられると思ってはいけない。次の勤め先が首尾よくみつかるとは限らない。いつでも一人で生きて行けるように、まずはお金の知識から。税金の計算。社会保険の加入。フリーランスは全て自分でやる。所得は売上、税率がかかるのはそこから経費を引いた利益。何を経費にするかの決まりはない。仕事に必要なものであればよい。独立も悪くない。そう思える境地は何年経ってからだろう。インボイスの何が問題かも理解できた。すぐに必要なくても、いずれ役に立つ。事業を起こさなくても、世事を考える上でも。。
Posted by ブクログ
感想
税金において知っておいた方が良いと思って読んでみた。
漫画調で初心者に分かりやすかった。
あらすじ
・フリーランスは税務申告を全部自分でやる
・準備に使ったお金は経費にしてオッケー。領収書は保管しておく
・所得税 5-45%、住民税 10%、事業税 0-5%、消費税
・節税は経費をたくさん作ること、控除をたくさん使うこと
・国民保険や国民年金は不利。脱サラ1年目は支払いが前年の所得に応じて変わる
・白色申告は控除ゼロ、青色申告は控除あり
・小規模企業共済、iDeCoをうまく使う
・法人化すると社会保険の加入義務あり。入らない場合年間利益600万円で税金が減る?
Posted by ブクログ
フリーランスの方の、いろいろな税金にまつわる話を、面白いギャグマンガを通して説明されており、非常に分かりやすかったです。
さすが、本職の税理士ですね。また、それを分かりやすいマンガに落とし込む共著者もさすがです。
フリーランスの方にとって、去年(令和5年10月)から開始されたインボイス制度は難解な内容だと思いますが、これもポイントを抑えた説明をされており、非常に分かりやすかったです。
なお、本書では、何度も何度も、申告期限を厳守するよう、説明がなされています。
期限後申告となって、ペナルティを受けないようにしたいですね。
あと、読者に向けた「あとがき」のところを読んで、著者の誠実さを再認識させられました。
「あなたには、夢がありますか? あるんだったら、叶える前に守ってください。」
心に刺さる文章でした。
私には、著者の関与した納税者、もしくは知人のクリエイターの方が納税していなかったことで、社会的に批判されてしまった方が実際にいたのではないかと感じました。私の憶測ですが・・・
本書は、フリーランスのクリエイターの方に限らず、税金に興味を持たれている方にとって、良書だと感じました。
Posted by ブクログ
評価4.0
タイトル通り、網羅的に優しく解説してくれている。
入門にとても良いと思うし、とりあえずこれ一冊で確定申告できると思う。
税金の知識のハードルを下げてくれる。
Posted by ブクログ
フリーランスになりたいと思っているのでお金周りについて知りたくて読みました。
他にも何冊か読みましたがこの本が一番理屈と実用のバランスがいいと思います。
勘違いしがちな理論部分の解説がありつつ、書類の書き方も実際の書類を表示して解説してくれるのでわかりやすいです。
Posted by ブクログ
フリーランスになった際に必要なお金に関する知識が網羅的に書かれていて、「この一冊をきちんと読めばお金のことが一通り分かる!」という頼もしい一冊だと思いました。
毎年確定申告が近くなるとお世話になるのではないかと思います✨
(確定申告がんばろう…!)