【感想・ネタバレ】さよならミニスカート 3のレビュー

あらすじ

「私たちだけは私たちを許すの」 消えたアイドル・雨宮花恋。名も姿も変えても、その過去は彼女に新たな試練を――!?

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「このマンガがすごい!2020オンナ編」第1位受賞作品!
学校で唯一スラックスを履いて登校する女子高生、神山 仁那(かみやま にな)。彼女はかつて、人気アイドルグループでセンターをしていたが、握手会で暴漢に切り付けられ、逃げられた事件をきっかけに、グループを脱退することになってしまう。アイドルだった過去を隠し、男子のように振舞い始める仁那。しかし、彼女の過去を知る人物が、彼女の前に現れるーー。仁那を襲った犯人は誰なのか? どうして「女の子」は短いスカートを履くのか? 「女の子である」こと、「男の子である」ことって、一体なんなのか?
恋愛模様の切なさと、ドラマチックなサスペンス要素がうまく噛み合う、ただ「恋をする」だけじゃない少女漫画。登場人物たちを取り囲む現実的な問題が鋭い切り込みから描かれ、次のページが気になって、片時も目が離せません!
スカートは一体誰のために履くものなんだろう。この問いに、あなたならなんと答えますか?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

当時、内容が衝撃すぎて、これを『りぼん』でやるのか!と思ったし、『りぼん』でやることに意味がある!

と思っていたけど……。
衝撃的すぎたせいか、作者がメンタル?を病んで休載……。
5年ぶりに復活したけど、当時のまま続けられるのかは心配だった。

5年ですっかり内容も忘れたので、改めて1巻と2巻を買い、読み返してからの3巻。

まっっっったく、2巻からの勢いのまま話が進んでて驚いた。
というか、1巻を読んでから3巻のラストを読むと、当初のプロットどおりに進んでいると分かる。
このままいってほしい。
『推しの子』ブームが一段落して、似たようなテーマでこれもぜひ話題になってほしい。

とても残念なのは、当時小学生だった子どもたちも、中学生や高校生になってしまったこと。

この作品は『りぼん』で、小学生女子にぜひ読んでほしい。
大人も面白いし読むべき作品ではあるけど、自分に小学生の子供がいたら絶対読ませたい。
すべての女子に「搾取される前」に読んでほしい。

一方で、5年という歳月がやはり長いと感じたのは、「今どきこれほどのセクハラが、学校で、生徒同士でありえるのか?」ということ。
今のJK・DKの実情は分からないけど、教室であんなあからさまなセクハラ男子が普通に存在するだろうか?
5年前はそこは疑問に思わなかった。
少しずつではあるが、確かに時代は進んでいると感じた。

0
2024年12月16日

ネタバレ 購入済み

何年振りかの新刊。待ってました!
だかしかしイライラする!イライラするぞ!
みんなそれぞれ拗らせすぎでしょ。みくちゃんもいろいろ抱えてるのかもしれないけど普通に嫌いだわ。物わかり良い女子風だけど何周も回って逆にめんどくさいよ!男だから女だから今の時代だから先入観とか偏見とか、いろいろあるけど根本的には解決できない問題。もう、みんな無理しないで楽しく生きようじゃダメ?おもしろい漫画なんだけど読んでると苦しくなる。

#切ない #ダーク #じれったい

1
2024年09月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

帯に五年ぶりの新刊、とあって、もはや前の話なんぞ覚えていなかったので、引っぱり出して読んでから読みました。

なんかこう、いやらしい話だよね……。こういうクソな男はいっぱいいるし、生々しい。今後はどうなるのかわからないけど、五年は空けないで欲しい。また忘れてしまう。

0
2024年09月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

休載が長かったのでこのまま終わってしまうのかな……と思っていたら3巻が出ていた。1巻2巻の再読とともに3巻を読む。

長栖未玖、と堀内光の妹・六花。この2人の問題が大きくなってきた。その背景に「嫌だけど断れない」恐怖や「望んではいないが目標や野心のため」の必死さ、そしてそれを「その子の意思であるかのように受け入れる側」という構図があり、この問題はどう考えても現実にあるもので、読み進めるのに気が重かった。
ラスボス感のある未玖の兄の登場、仁那はピュアクラに戻るのか、というところで終わり。

正暉はやはり頼もしいし、沖田の改心っぷりがかわいい。

0
2025年06月14日

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