【感想・ネタバレ】墓が語る江戸の真実(新潮新書)のレビュー

あらすじ

なぜそこにあるのか、誰が建てたのか、並び方の意味は……。墓は歴史を知り、その真実を浮かび上がらせる。悪女と恨まれた側室と藩主の絆(鹿児島・福昌寺)、後継ぎの兄よりも弟の自分を愛してくれた母への強い思い(高野山奥の院)、死後も将軍家を見守ろうとした乳母の執念(湯島麟祥院)、百万石の安泰をもたらした不遇の兄への気配り(金沢・野田山墓地)……。墓が語る、江戸時代の愛憎と恩讐の物語十話。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

墓石や墓のエピソードを元に、10篇の話を盛り込んだ読みやすい一冊。
話があちらこちらに飛ぶところがあり、頭の整理を余儀なくされるが、それ以外は非常にまとまっている印象。

メインのエピソードはよく知られたものだけど、
意外と知らないものもあり、興味深い。
島津斉興とお由羅の墓が隣合わせなのに、子どもをたくさん残し、優秀だった正室の墓が遠いというのもなんだか切ない話。
結城秀康の墓がある寺の門の裏が豊臣の家紋とは知らなかった。徳川には複雑な思いもあったんだろうか。優秀だっただけに余計にかも…。

0
2023年10月29日

「ノンフィクション」ランキング