【感想・ネタバレ】武の心のレビュー

あらすじ

剣豪小説の第一人者にして剣道・抜刀術の高段者である著者が、古武道の真髄に迫る!
古来より伝わる六つの流派に取材した出色の対談集。

徒らに勝敗にこだわる昨今の武道は技法に浮薄のそしりを免れないのではないか。
剣道三段、抜刀術五段を誇る剣豪小説の雄が、現代に息づく古来の「武」の精神を辿る。

柳生新陰流、香取神道流、馬庭念流、竹内流、柳生心眼流、諸賞流の六流派の訪問記と、二木謙一、秋山駿、安西水丸、勝新太郎との対談、薩南示現流や豊臣秀吉などについて書かれたエッセイを収録。

豪華な随筆・対談集。

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Posted by ブクログ

武の心
津本陽
文春文庫
ISBN4-16-731437-1

柳生延春、二木謙一、秋山駿、安西水丸、勝新太郎との対話、薩摩示現流開祖 東郷重位について

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2016年05月09日

Posted by ブクログ

 古くは戦国時代から連綿と続く日本の古武術、古武道各流派の現代の師範を訪ねたルポルタージュ集。時代小説や時代劇の中でしか聞いたことのない流派が、今も存在しているということにマズ驚き。武道に深い造詣を持つ筆者のルポだけにナカナカ面白い。

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2009年10月04日

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