あらすじ
好き嫌いがキッパリ分かれるパクチーの爆発的なブームとともに、
いま日本には第二のアジア飯ブームが到来している。
ガパオ、パッタイ、カオマンガイ……。
いつから日本人はこれほどまでにスパイスとハーブの香りの虜になったのか。
『Hanako』『きょうの料理』『オレンジページ』『dancyu』など時代を鮮やかに映しだしてきた雑誌や、アジアを舞台にした映画、小説、日本に急増する移民が広めた食文化を丹念に紐解きながら、日本人をとりこにしたパクチーとアジア飯の喜びの謎に迫る。
のびゆくアジア、どこか懐かしいアジアを愛し、旅し、食べ歩いている
すべてのニッポンの女子に贈る。アジア飯の魅力の源泉をさぐる一冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
(著者がエピローグで書いていることから)
まさに、「アジア飯の日本史」的な1冊です。
雑誌、レシピ本などから推察がされています。
読み終わったら、ついアジア飯を食べたくなる(作りたくなる)こと間違いなし…
Posted by ブクログ
作者ならではの真面目な料理(グルメ)本であり、
労を惜しまず文献を漁り取材を重ねて、パクチーを皮切りに日本に定着しつつあるアジア飯の来し方と行く末を辿る一冊。明治時代のカレーライスから現在の南インド料理と大阪スパイスカレーのブームに至る章が特におもしろかった。和洋中とひと括りにされていて今さら感のある中華料理をアジア飯なる観点から定義し直している章も興味深かった。
Posted by ブクログ
もちろん戦争は今もあるし内戦もテロもある。世界は常に危険にさらされている。しかし、少なくとも私たちは食を通じて、行ったことがない外国に思いを馳せることができる。移民の人たちと一緒に暮らしていくことができる。
(P.244)