あらすじ
「日本人と中国人の間には誤解が多い。
お互いが相違点を理解し、
一緒に仕事をすれば必ずWin-Winの関係になる。
本書は、そのためにとても役立つ」
ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長 柳井正氏、絶賛!!
中国が好きでも嫌いでも、中国人が好きでも嫌いでも、それはどちらでもかまわない。
大事なのは、向き合う覚悟を決めるか、自らの弱さに負けて目を逸らすかだ。
真正面から向き合うために必要なのは、ムダな誤解を避けること。
中国人がものを判断し、反応する時の「クセ」「反応の相場」と、
それらが中国社会のどのような仕組みから生まれてきたのかをお伝えしたい。
中国人や中国社会の判断基準の根底にある行動原理のようなものを、
具体的かつロジカルに明らかにできれば、と思う。
それだけで日本人が感じるストレスはかなり軽減するはずだ--(著者より)
■仕事が出来なくても自己評価が異様に高い
■ちゃんと調べず、しかも話を盛りまくる
■小銭を借りてもすぐ忘れ、返してくれない
■食べ終わっていない皿を無言で下げられた
それ、なんで? 「スジが通らない!」と日本人をイラつかせる中国人の行動。
その理由が、ロジカルに"スッキリ"わかります!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
日中の違いをスジと量で解説する。
なかなか新鮮な視点で日中の考え方の違いをえぐり出す。
インダストリーとトレーディングとか、安定に関する考え方や面子の意味とか、分かりやすくて納得出来た。
Posted by ブクログ
「反応快」 反応が速い。
厳密さや正確性より、気の利いた反応。
「スジ」の日本
貧富の差を意識しないで済む。
お金をどう使うかの金銭感覚が社会の側に。
個性と価値観で消費する。
統治者の責任
モンスター国民を法を使って統治する。
儒教
仕組みによってでなく、自らを律すること。
自己評価。普遍的体系に欠ける。
うまみ
人を引き寄せる仕組み。
仕事より投資で儲ける。
先払い
自尊心を満たす
一点集中を避ける
状況は流動的を前提とした判断基準
面子
「文」=ホワイトカラー
実務や技能は尊重されない。
個の存在より同調性。大国化での問題に。
小農意識
視野が狭く身勝手で身内しか信用しない。
スマホ
臨機応変な「量」社会と相性がいい。
ブランド化には「スジ」が必要。