【感想・ネタバレ】力士探偵シャーロック山のレビュー

あらすじ

力士には向かない職業!? 角界に迷探偵現る! 銅煎部屋で唯一の三役力士・斜麓山(しゃろくやま)は大のミステリー好きで稽古よりも本の続きが大事。自分は相撲取りではなく探偵なのだと言いはり、付け人の輪斗山(わとさん)は悩まされ通しだ。しかし、彼らの周辺でなぜかシャーロック・ホームズの名作ばりの事件が続発。はじめて本物の事件を解決しようと乗り出す斜麓山だが、思わず勇み足を!? 爆笑の本格ミステリー。また相撲界激震!? まわしを締めた名探偵ホームズ土俵入り? 得意技は猫だましとアリバイ崩し!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

全四話。正典の「赤毛連盟」「まだらの紐」「パスカヴィル家の犬」「最後の事件」がモチーフになっていますが、ほぼ駄洒落の域です。現代版ホームズではなく、あくまでホームズに異常なまでに憧れる力士(斜麓山)と付け人(輪斗山)の話で、その設定がよく活きていると思いました。相撲に一切関心がない私でも、楽しく読むことができました。逆に相撲ファンや正典ファンの方は、この本にそれらしさを求めると後悔しそうです。

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2020年09月18日

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