あらすじ
「お客さんのココ、凄く大きくて…素直だね」
長崎で二百年の歴史を誇る陰間茶屋・月光亭。弟の薬代を稼ぐため男娼になった葵は金にがめつく、客に冷たい“高嶺の花”。いまや月光亭が誇るナンバーワン男娼となっていた。西洋人の貿易商ロバート・スミスに買われた葵。初めて男娼を見て驚くスミスに「汚らわしい」と吐き捨てられ、蔑まれて――!? 長崎を舞台に花開く、究極の身分差ラブ。
【電子限定描き下ろしマンガ1Pを収録】
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匿名
面白い!
なかなかない時代のお話でした。攻めの異国人のツンツンが甘々になっていって良かったです。作者様が仰っていたように、本当にこんな事があったかわかりませんが、出島があった長崎だし・・・としっくり読めました。
もう少し焦れても
キリシタンの教義を守るなら、簡単に身体の関係にはならない方がよかったのではないかと。ロバートは革新的だから、そこまでの宗教心はないのかな。男娼だからといって、悲壮感とかは全然なかった。弟のためというからだろう。