【感想・ネタバレ】これほど昏い場所にのレビュー

あらすじ

自殺率の異常な増加、動機なき殺人、全米を“何か”が浸食している……。
《FBI捜査官ジェーン・ホーク#1》
スリラーの帝王、カムバック!

終盤の驚愕の展開に、さらなる驚きが待ち受ける。一気読み必至の一冊!
――『インディペンデント』

最強の敵に立ち向かう、したたかで魅力溢れるアンチ・ヒロインの登場!
――『カーカス・レビュー』

ユーモア、人情、ホラー、これぞクーンツの魅力が詰まっている。
――『タイムズ』

“早く、早く死ななきゃならない”。海兵隊員の夫が、ナイフで自らの首を掻き切る前に書き遺した言葉。それは、FBI捜査官ジェーンの悪夢の始まりだった。調べを進めるうち明らかになる、全米の自殺率の異常な増加。夫同様、才気に溢れ幸せに見えた人々はなぜ発作的に死を選んだのか? やがてある研究所と会員制秘密クラブの存在が浮上し、ジェーンは想像を超えた戦慄の真実を知ることになる――

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「オッド・トーマス」シリーズは、だんだんとオカルト風になって途中で読むのをやめてしまったのだが、この作品は読んでよかった。ページターナーという言葉を実感した。事件のそもそもの近未来の設定はよく考えたらあり得ないとは思うのだが、強靭な敵が跋扈する絶望的な世界にも陰湿にならず不思議と明るく立ち向かっていくヒロインが気持ち良い。唐突な終わり方だなぁと思ったらシリーズ第1作なのですね。次作も期待大。

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2019年02月05日

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