【感想・ネタバレ】オウム真理教事件とは何だったのか? 麻原彰晃の正体と封印された闇社会のレビュー

あらすじ

平成最大の国内テロ事件を引き起こした麻原彰晃とオウム真理教、および事件の真相を総括するノンフィクション集大成を緊急発刊! なぜオウムはこれほど巨大化し、暴走してしまったのか? 事件に関わったエリート幹部をはじめ、大勢の若者たちは、なぜオウムや麻原に惹かれていったのか? 麻原の死刑当日の様子は? オウムの裏社会とのつながり、ロシア、北朝鮮との関係、そして核兵器保有の可能性……麻原の死刑執行後に出版することを前提に口を開いた元信者や捜査関係者、刑務官らの「今だから話せる」貴重な証言をもとに、オウム真理教の闇を明らかにする。この事件は教祖の死刑執行では終わらない! 膨大な資料をもとにした渾身の書きおろしの新書を電子化。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

ネタバレ 購入済み

『疑心暗鬼を生ず』…。

2024年10月読了。

オンタイムで《あの事件》を見た世代として、定期的に『オウム本』は読むようにしている。『二度とあの様な事件を起こさせない気持ち』からである。
著者は昔から、なかなか読ませるノンフィクションを書く人なので、今回も久々に購入して読んだ。『國松長官狙撃事件』の犯人については、正直NHKで採り上げられた《一匹狼の御老人(既に故人)》だと、個人的には確信しているが、凡そ《オウムと云う組織》については、世界を股にかけて悪事を企んでいた為、未だに現在でも不穏な事態が進行しているのは知らなかった。

まぁ「○レフ」が又あの様なことをくり返すとは思えないが、今の二十代以下の人達はあの恐怖を知らないので、いつかまた新たに違う集団があの様な《狂気の沙汰》を起こすのでは…と考えると、より多くの人にも読んでいただきたいと思う。

#ドキドキハラハラ #怖い #ダーク

0
2024年10月13日

「学術・語学」ランキング