あらすじ
神の湯が湧き出る「道後温泉」にひっそりたたずむ温泉宿「湯築屋」。今日も世界各地の神様たちが癒やしを求めてやってくる。この不思議なお宿を切り盛りするのは女子大生若女将の湯築九十九。宿のオーナー兼夫で稲荷神のシロと甘酸っぱい(?)夫婦生活を送りながら日々修業に勤しんでいる。そんなある日、友人の燈火が夜道で何者かに襲われる事件が。必死に逃げ惑う燈火を救ったのは、白い着物をまとった謎の美青年だった。後日お客様として現れた彼の正体は、なんと大蛇の伝説を持つ神様「ミイさん」で…!?
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Posted by ブクログ
九十九とシロの関係も、ほんの少しずつ進歩してはいるけれど、神様と巫女の結婚なので普通の恋愛ではないのがもどかしいです。
そして、九十九の両親と湯築屋の関係も又難儀で、母の登季子と結婚したが為に全てを捨てて湯築屋の板前になる決心をした幸一を待っていたのは「余所者」扱い。そんな両親のサプライズ結婚式はホロリときました。コマと幸一の何気ない会話も温かくてお気に入りなシーンでした。
大学の友人・燈火と蛇神の「ミイさん」の関係も、九十九とシロほど神様に慣れていないので、今後が気になります。