あらすじ
【デジタル版限定!「となりのヤングジャンプ」掲載時のカラーページを完全収録!!】恋に落ちる瞬間を描いた45の物語。ピュアラブストーリーオムニバス。思春期の揺れ動く感情、言わずにはいられなかった言葉、ほんの少しの勇気。明日も「ともだち」のままではいられない、踏み出していく2人の珠玉の物語。「恋が始まる、30秒の瞬間」を切り取った、ショートオムニバス45本収録の第二集。
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Posted by ブクログ
うぬぅ、この(2)で、これほどまでにキュンキュンするラブコメが完ってのは、認めたくないものだな
『リビングデッドキッチン』の連載もあるだろうが、また、描き始めてほしい、そう、ファンとしちゃ願ってしまう
先の巻で、魅力を挙げたが、この(2)を読んで、また一つ、新たな魅力に気付いた
それは、キャラたちの照れ顔だ
リアルってのは、ちょっと表現としちゃ微妙かもしれないが、気になっている相手に、こう言われたら、こうされたら、照れちゃうよな、と読み手が思える、自然な照れ方をしているのだ
そんな照れ顔が、もう、可愛い、男の子も、女の子も
それこそ、週刊少年マガジンで、千田大輔先生が連載中の『マコさんは死んでも自立しない』に匹敵する、と言っても過言じゃない
また、駆け引きもあり、ニマニマしてしまう
ほんと、友情が恋愛に変わるのは一瞬の事なんだぁ
上で、この『明日はともだちじゃない』を、もう一度、描いて欲しい、と言っておいてなんだが、一組のカップルだけに焦点を当てた連載も読んでみたいな、と思ってしまう私は強欲だろうか
いや、でも、絶対、この作品と同じくらい、読み手をドキドキさせ、笑顔にできるラブコメを、黒田先生ならYJで連載できると思うんだよな
漠然とした心象ではあるけど、黒田先生は、ある程度のプレッシャーをかけられた方が伸びるタイプなんじゃないだろうか
本誌での連載は、黒田先生の成長に繋がる、と私は思った
やはり、この(2)でも、お勧めの一つも、ベスト3も選べず
優柔不断、と言われても仕方ないが、絶対、いないよな、こんだけのボリュームの中から、たった一つを選べる漫画読み
この台詞を引用に選んだのは、こういう事を言えちゃう男になりてぇ、と切実に思ってしまったので
けど、これ、アオハル真っ盛りで、自分が形成され始めている男子高校生だからこそ、好きな相手に飾る事無く言えるんだよなぁ
いくら、成年雑誌を買うたびに、新人のバイトさんから年齢確認されるほど、童顔とは言え、三十路のオッサンは恥ずかしくて言えんよ