あらすじ
廃墟の塔が林立する“塔の森”。孤児たちは、塔に棲む魔鳥が盗んできた物を集めて暮らしていた。あるとき彼らのもとに、魔鳥に盗まれた宝石を取り戻してほしいという男タスランがやってくる。孤児のひとりアイシャが宝石を見つけたものの魔鳥に襲われ塔から墜落、気がついた時には宝石は彼女の胸にはまっていた。宝石をえぐり取ることもできず、アイシャはタスランに連れられて旅に出ることに……。『青の王』の世界を舞台にした、好評シリーズ第2弾!
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Posted by ブクログ
これも面白かったーー!
青の王を読んでる時にも思ったんだけど、この設定をここまで深く最初に決めていたんだろうか?って思うくらい、全ての理由が自然に感じられて面白かった。
ただ、ナルマーンはどうなったのかだけ描かれていなかったからちょっと気になった。
タスランが白の王なのかと思ったら違った。読みが浅かった←
そゆことかぁ!!
でも胸に白の王の目があると、タスランとアイシャがいちゃつく時気まずいーーー!:(;゙゚'ω゚'):
と思ってしまうのですけども、ハルーンとファラみたいに結ばれない2人じゃなくてこっちの2人はちゃんと結ばれてよかったあーー╰(*´︶`*)╯♡
あと、赤のサソリ号が出てきてモーティマが元気で嬉しかった。他のみんなはもういない世界みたいだけど、繋がってて、やっぱりハルーンとファラは結ばれたわけではなかったんだなぁ,でもきっといつも会ってたんだろうなあというのがわかって嬉しかった。
赤の王もその先の先くらいのお話なのかな。たのしみ!
Posted by ブクログ
ファンタジー!!めっちゃファンタジー。
前作青の王の登場人物も少し出てきたり…!というか、まぁ、名前だけではあったけど、でも繋がっている感じがあって良かった!!
最後の方は号泣ではあった!
Posted by ブクログ
前作を読み、自分にハマりすぎたのですぐこちらも読んだ。個人的には前作よりも物語が面白い。タスランのアイシャへの想いが素敵で、読んでいてときめく部分もあった。猿小人が人を遠ざけ、魔物に敬意を払うのは結果的に彼らを苦しめた女王と同じ思想に近いように感じて複雑な気持ちになった。
Posted by ブクログ
誇り高き猿小人。
やっと解放された。
誰か一人でも欠けてたら負けたのではないだろうか。
緑の琥珀に選ばれたアイシャ。
失われた王子の血が流れるタスラン。
魔族でタスランの右手になったイルミン。
暗黒女帝の恐ろしさと青銅の箱を知るテンナ。
テンナが名乗りながら突っ込んで行ったのはかっこよかった。
Posted by ブクログ
青の王も面白かった!けど、
間が空いてしまったので軽く読み直しておさらいしてから読んだ。
白の王は更に面白かったなー。
赤の王もたのしみ。
少女の胸に埋まってしまった宝石と、さすらいの剣士の旅。
青の王、前作で解放された魔族たちだけど、
ナルマーンは平穏な国にはなれていなかった。
赤いサソリ号とモーティマに感動。
猿小人助けてあげてほしかった…
タスランとアイシャのペア、さいこうに可愛いかったからまた出てきて欲しいな〜〜
Posted by ブクログ
サソリ号がサソリ団になっててびっくりした!
白の王がタスランの呪い解いてくれて良かった。
これでアイシャと自由に一緒にいれることになったし良かった。
アバンザの代からハルーンのその下の代にまでなっててそんなに時間たってる設定なんやと思ってちょっとびっくりした
イルミンが生意気だったけど可愛すぎる♡
赤も早く読むー
Posted by ブクログ
青の王から数年?数十年?後のお話。
こちらもなかなかおもしろかったです^^
ナルマーンがその後どうなったのかとか、赤のサソリ号が登場したり。
シリーズものってわかる繋がりがちらほら出てくるのが読んでて嬉しかったです♪
前作よりも冒険譚としては壮大で楽しかったです^^
Posted by ブクログ
痛みを感じない呪いを受けた剣士タスランが、偶然「翠の琥珀」という魔力のある宝石を預かり、風の谷に持って行くことになる。その道中、光物好きの魔族に宝石を盗まれ、盗まれたものを取り返すことを生業とする「灰の雛」と呼ばれる子供達に依頼をするのことになる。
灰の雛である女の子アイーシャがこの宝石を見つけるが、事故で胸に宝石がくっついてしまう。
持ち主が死なないと宝石が取れないことを知り、タスランとアイーシャは風の谷を目指し共に旅に出る。
青の王でも登場した「赤のサソリ号」が登場したり、前作の悪の王国ナルマーンの状態がわかったり、前作から読んでる人にとっては嬉しさがある。(ナルマーンは今回も…だが)
前作の物語から100年くらい経ってる感じかな?
白の王も現れ、だんだんとこの世界が見えてきて面白い。
猿小人のラストだけ、なんとかならないかと思う。悲しい。
Posted by ブクログ
廣嶋玲子さんの世界観が好き。文章と絵がすごくマッチしてて読んでて楽しい。どうなってしまうのかドキドキする所はありつつ、最後は猿小人は犠牲になってしまったけれど大方ハッピーエンドになって良かった。赤いサソリ号がまた出てきたのがとても嬉しかった。ナルマーンについても青の王の話以降どうなったのか知れて良かった。