【感想・ネタバレ】ヒクイドリ 警察庁図書館のレビュー

あらすじ

交番連続放火事件、発生。が、犯人の目処は立たず。警察庁の諜報機関アサヒに「犯人は警官で、かつ警察内部で暗躍するスパイ組織」との情報が届き、アサヒはスパイ確保に動き出す。と同時に警察庁長官直轄の秘密警察“図書館”も始動。元警察官僚の著者が放つ、組織の階層の生態と権力闘争を克明に描いた警察小説にして本格ミステリの傑作!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

古野まほろが好きな人のための作品。
他の人が読むと、なんじゃこれ、的な。
でも、ちゃんとミステリーになっていて面白い。
ジャンルは叙述トリック。

アルルカン、コロンビーヌ、ピエロ、K、ワクチン、アイツ、アプリコット、杏、、、コードネームでの諜報活動報告のやりとりと、各登場人物による事象の主観的な描写と、俯瞰的な記述、本当は何が起こっていたのか考えさせる作品。

アルルカンとかサンズイとか、いちいち調べないと分からない言葉も多いので、ちょっとめんどうな作品。

でも、やっぱ、古野まほろは面白いなぁ〜。

0
2019年01月12日

「小説」ランキング