【感想・ネタバレ】いい家をつくるために、考えなければならないことのレビュー

あらすじ

「“三度建てないと満足のいく家は建たない”といいますが、私の経験からいうと、一度で建てられる人もいれば、三度でも建てられない人は建てられない――これが現実のように思います」(「まえがき」より)
誰もが“いい家”を望んだはずなのに、なぜ、多くの人が家づくりに失敗し、これほどまでに魅力のある家が建たないのか。
骨太な梁や柱による、がっしりとした骨組み、床や天井に配された木目の美しい無垢材、天然の土や顔料を用いた風合いある左官壁――細部にまで職人の手技が行き届いた住宅を700棟以上も手掛けた建築家が明かす、満足のいく家を建てるための方法。
情報過多のなか、家を求める多くの人が、「知らなくていいことを多く知り、知るべきことをあまりにも知らない」という現実に、一石を投じる。

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Posted by ブクログ

内閣府の国民生活に関する世論調査では、8割以上の方が住生活に満足しているという現状を踏まえると、本書の当たり前すぎる内容が果たして一体どれほどの人の心に届くのか。
最後の章でふれる、街並みをどう創出するかは重いテーマであり、あとがきにある《美しい街の夢》は高橋さんの祈りを聞くようです。

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2019年01月22日

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