【感想・ネタバレ】血の福音書 上のレビュー

あらすじ

余命わずかの少年トミーは、イスラエルのマサダにある要塞の遺跡に両親とともにやってきた。しかし、遺跡を大きな揺れが襲い、トミーたち家族は悲劇に巻きこまれてしまう。そのころイスラエルのカイサリアでは、考古学者のエリンが発掘作業をしていた。そこに、イスラエルの諜報機関のヘリコプターがきて、彼女は同行を命じられる。彼女が連れていかれたのは、崩壊したマサダの遺跡だった。エリンはアメリカ人軍曹のジョーダンたちとともに、地割れで出現した地下のトンネルへと入っていく。その瞬間から、血の福音書を捜索する旅がはじまって──。

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Posted by ブクログ

"キリスト教を題材にした娯楽小説。
福音書とは、イエス・キリストのそばにいた人たちが記したキリストの言葉。
いくつかの福音書があり、正典といわれるものや外典といわれているものもあるとのこと。
もしも、こんなことがあったら?を小説にしたもの。"

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2018年11月06日

Posted by ブクログ

シグマフォースシリーズで人気のジェームズ・ロリンズがレベッカ・キャントレルと組んで世に送り出したシリーズ作第一弾の上巻。
これまでシグマフォースシリーズで徹底的にリアリティにこだわった作風で物語を展開していたジェームズ・ロリンズがヴァンパイアものを書いたということで、どんな作品なのか興味津々ではあったが、現実とのバランスが非常によく考えられていて、実際にここに現れてもおかしくない錯覚に陥りそうになる。
シグマフォースシリーズやダン・ブラウンのラングドン教授シリーズのように図や記号がキーとなり、謎を解いていくシーンもあり、これらのシリーズ好きとしてはニヤリとさせられる。
上巻では主要キャラクターたちが出会い、または戦い、教会側と敵側との立ち位置などが語られていく。下巻に向けてこれからどんな展開になるのか、楽しみである。

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2016年09月22日

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