あらすじ
AI時代到来、「ゆとり世代」の台頭、老後不安……。40代、50代のミドルエイジを取り巻く環境は、今後いっそう厳しくなる。しかし、下を向いていてはいけない。これまであなたが培ってきた経験やスキルは、少し視点をズラしたり、活かす場所を変えるだけで、唯一無二の「稼ぐ力」になる。活躍のフィールドは会社だけとは限らない。キーワードは「地方」と「海外」だ。本書では、転職、副業、起業するうえで抑えておきたい、著者ならではの思考術を余すことなく公開。 〈本書の内容〉●第1章 老後に野垂れ死にたくなければ、一刻も早く会社を去れ ●第2章 スキルアップする暇があったら地方に飛び込め! 一発逆転の転職術 ●第3章 語学は後回しでいい。さっさと海外で働いてしまえ ●第4章 会社を辞められないなら、一つの趣味に全精力を傾けよ ●第5章 勤めながらでもOK! 超速で自分の会社を設立せよ ●第6章 自分を縛りつける「壁」を壊して、賢く生きろ
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Posted by ブクログ
医療費負担が5割になる。高額療養費制度も縮小・廃止される可能性がある。
→超少子高齢化社会の日本ではそうなっても驚かない。
会社として体裁を整えることも、簡単にできるようになった。
たとえば、自社のホームページは、無料の作成ツールを使って立ち上げられるようになっているし、ロゴマークも専用サイトから無料で作成できる。
→会社を立ち上げる時に使える。
Posted by ブクログ
初めて成毛さんの本を読みました。(転職で悩んでいた)
丸呑みはしないほうがいいけど、総じて面白い、ためになることが書かれていて、自分メモにコピペの嵐でした。
今から趣味さがそう、と早速ボイトレ教室を検索してしまいました。
定年後はクルーズ生活っていう手もあるのかーとか、色んなアイディアが紹介されていて、わくわくしました。
こどもの教育(塾いって有名大学でてもこれからはイマイチ)
持ち家買わない
投資信託は中国のがおすすめ
などなど、幅広く話を展開されていました。
気持ちいいくらいハッキリスッキリしている人柄(文章も)なので、素直に聞けました。
固定観念から抜け出さないと、自分がきつくなっていく、狭めていっている、というのは自戒の思いでした。
Posted by ブクログ
成毛さんの歯に衣着せぬ文章が結構好きなので購入。
私もしがないサラリーマンなので、このタイトルにはグッとくるものがある。
同様に感じる会社員は多いのでは。
本書のメッセージは以下になる。
「旧来の価値観や固定観念に囚われて自分を不幸にしていないか」
そのため、本書には起業における通常のキャリアアップのイメージとはかけ離れたキャリア論を展開している。
(※) 加えて言うと本書の冒頭で、著者は映画「社長」シリーズにはまっていることを紹介し、この映画の会社員たちが実にゆるく、ただししたたかに勤めていることを上げて(映画の世界ではあるが)、「今の社会人たちもこれくらい気楽に働いて、幸せになってもいいんじゃないの。稼ぐ道なんていくらでもあるんだからさ」という趣旨のメッセージを述べる。おそらく本書の正確なメッセージはこれに近いのだろう。
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この類のビジネス書と同様に、まずは会社員を取り巻く周辺環境の「見通しの暗さ」から話は始まる。
・超高齢化社会
・医療費や社会保険料負担の飛躍的増加
・消費税のさらなる増税
それに加え、企業勤めの会社員は企業という枠に囲われて育っているがゆえに一人で食っていく能力を基本的に欠き、かといってこのまま企業居座ったとしても社長になる見通しは確率論的に見てもかなり暗い、という話が続く。うーむ、漠然と社長にはなれないだろうとタカをくくっていたとしても、改めて数字で直言されると暗澹としてくるな。。。
そのため40代であってもまだ間に合うから、すぐに会社から出て工夫しながら稼いでいくべし、と述べる。
大きくは「地方に飛び込む」「海外で働く」というもの。
「地方に飛び込む」というのは地方の企業や地方の支社などで働くという意味。
・地方でも有望企業は山ほどある。
・それらは後継者不足に苦しんでおり、働き盛りのミドルを喉から手が出るほど求めている。
・そのうえ大企業では望めない経営者としての経験も積める。
・地方支社では一国一城の主となれるのでやはり経営者としての力が磨かれる。
私もそうだが、東京でそれなりの大きさの企業にから、地方の(収益力が高くても)名も知らない企業に移ることに抵抗を感じる人間は多いのではないだろうか。
しかし傍流で磨かれて本流のトップに返り咲いた人材は多い。日立製作所会長の中西氏や、ソニー社長の平井氏など。これらの人々は傍流で経営者としての力を磨き、これが認められてトップに上り詰めたのだから説得力がある。(このような話を聞くと、個人的には城山三郎の『官僚たちの夏』を連想してしまう。)
「海外で働く」というの基本的に同様の意味であり、海外が職場としていかに有望であるか、という点が述べられている。
・海外であれば日本では傾いている産業であっても、その高い技術力からまだまだ需要が見込める。
・その一方で物価は安く、生活に不便もない。気になる語学に関しては、中学生英語程度話せれば何とかなる。
著者の考えとしては「悩む暇があるならちゃっちゃと海外に行って働いて来いよ」という感覚なのだろう。
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一方で、やはり会社を辞められないビジネスパーソンに対しては、「趣味をきわめて稼げるレベルまで高める」、「会社に勤めながら自分の会社を設立する」という選択肢を提起している。
「趣味をきわめて稼げるレベルまで高める」
・「好き」をきわめて副業にすべし。(「好き」であることが重要)
・テーマが何であれ、高く売れる可能性はある(メダカ、盆栽、プラモデル。。。etc)
・できるだけライバルのいないテーマが有望
最後については「テーマをずらす」ことを上げている。例えば写真を趣味にする人は多くいるが、「日本百名山がみえる神社」のみをテーマに絞ればライバルはぐっと少なくなる。これのみを取り上げた写真集を発行するなど、ずらしたテーマで勝負するのが有望である、と。確かに。
「会社に勤めながら自分の会社を設立する」
・世に出ていない隠れた有望商材は数多くある。
・例えば地方の造り酒屋の銘品など、ネットに出回らず、格安で売られているものはまだある
・海外に目を向けても同様。これらを日本に輸入して売れば話題になる。
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さすがにこれらの話だけをうのみにして今すぐ会社を辞めることはないが、今のワークスタイルやキャリアビジョンのみに目を向けて、視野が狭くなっていたかも、と感じさせてくれるものはあった。
価値観を広げる意味でおすすめの一冊です。