【感想・ネタバレ】定年まで待つな! 一生稼げる逆転のキャリア戦略のレビュー

あらすじ

AI時代到来、「ゆとり世代」の台頭、老後不安……。40代、50代のミドルエイジを取り巻く環境は、今後いっそう厳しくなる。しかし、下を向いていてはいけない。これまであなたが培ってきた経験やスキルは、少し視点をズラしたり、活かす場所を変えるだけで、唯一無二の「稼ぐ力」になる。活躍のフィールドは会社だけとは限らない。キーワードは「地方」と「海外」だ。本書では、転職、副業、起業するうえで抑えておきたい、著者ならではの思考術を余すことなく公開。 〈本書の内容〉●第1章 老後に野垂れ死にたくなければ、一刻も早く会社を去れ ●第2章 スキルアップする暇があったら地方に飛び込め! 一発逆転の転職術 ●第3章 語学は後回しでいい。さっさと海外で働いてしまえ ●第4章 会社を辞められないなら、一つの趣味に全精力を傾けよ ●第5章 勤めながらでもOK! 超速で自分の会社を設立せよ ●第6章 自分を縛りつける「壁」を壊して、賢く生きろ

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Posted by ブクログ

辞めたいけど躊躇してる人が理由にしてるだろう事項が、実はすでに危ないことでもあるから、辞めたければすぐに辞めた方がいい、という内容の本

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2021年12月31日

Posted by ブクログ

今、時代は大きな曲がり角にあります。
現在の40〜50歳代が60〜70歳を迎える頃は
年金も医療費もメチャクチャな状態になって
いて、何も当てに出来ないと言われています。

人生100年時代であるがゆえに「今」行動
しろ、とこの本は訴えかけます。

退職金をもらって悠々自適なんてものは幻想
に過ぎないです。50歳過ぎてキャリアは磨け
ます。

そんな中年男性へエールを送る一冊です。

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2020年03月13日

Posted by ブクログ

日本がこれから直面する超高齢化社会に対する各々の対処方法の一例がこの本にはある。自分や子供たちの世代では、日本の大都会にこだわるのではなく海外(インドネシア、ベトナム)や地方都市(仙台や福岡)に目を向けてみるというのは本当に大事だと思う。また、個人的に非常に参考になったのは、賃貸のすすめだ。今は高齢者だとオーナーさんに渋られるけど将来的にはあき家が増えることから、借り手の力が強まるだろう。また、クルーズに住む(1日15000円)というのも斬新な考えだと思った。

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2018年12月24日

Posted by ブクログ

20181103


成毛氏の著書も何冊目かだが、一番説得力があって、スッと腑に落ちることばかりだった。

読んだタイミングがちょうど良かった事も考えられる。

人工の4割が高齢者になる。

早期退職は大チャンス。

10代をはじめとした若い世代が最強。

MBAは無意味。

中途半端に頭がキレる人はつまづく。

日本のおもてなしは自己満足。

好きなことを趣味にして副業にする。

人前で披露して趣味をアップグレードする。

物販をはじめるために1円で会社を設立する。

起業するなら1人でやりなさい。


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2018年11月03日

Posted by ブクログ

寄らば大樹の陰から抜けて、自立していくこと。アジアの勢いある国で働かせてもらう、という視点はリアルだなと感じた。最近訪れたジャカルタとバンコクで触れた潜在的な発展する力…

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2025年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

医療費負担が5割になる。高額療養費制度も縮小・廃止される可能性がある。
→超少子高齢化社会の日本ではそうなっても驚かない。

会社として体裁を整えることも、簡単にできるようになった。
たとえば、自社のホームページは、無料の作成ツールを使って立ち上げられるようになっているし、ロゴマークも専用サイトから無料で作成できる。
→会社を立ち上げる時に使える。

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2023年10月22日

Posted by ブクログ

これまでの価値観や経験が意味をなさなくなる今において、どうすればいいかを具体的な提案をしてくれてる本。
本のタイトルではキャリアのことだけかと思ったら、「いかに将来に向かって(凡人が)金を稼ぐか」という点も多い。
著者によれば、自分が凡人と思っていても、どこかに「先天的な才能」が眠ってるかもしれないから、自分で可能性を勝手に閉じるなとのこと。

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2021年03月30日

Posted by ブクログ

自分のリミットを外してその先に進め、と促す一冊。ここで挙げられている貯金であったり持ち家であったりは現状維持バイアスの具体例ともいえる。自分の無意識の基準点に揺さぶりをかけられた。成毛さんの筆圧に押されて一気読み。

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2020年06月11日

Posted by ブクログ

●読んで得たもの
 仕事に対するこれからの世の中を生き抜くための考え方
 一部の取得資格は不要であることを気づかされた

●感想
 今の仕事に対する考え方を整理するのに役立った。
 一方で、海外への転職は賛否があるので慎重に考えたい。
 行動に移さなければ何も始まらないことは、他者の書でも述べられているとおり、頷ける話である。

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2020年01月06日

Posted by ブクログ

言いにくいことをバッサリと言ってくれてありがとうございます。40代からのキャリア戦略を提言している。すべきこととすべきでないことをバッサリと断言している。一読をすすめる。

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2019年07月09日

Posted by ブクログ

いつもビジネスと向き合っているからの発想であると感じる。自分自身も何が出来るか、考えないと。と思い手に取る。考え方は概ね賛同。ただ趣味は没頭した結果として稼げるようになる、人がいる。ということだとは思う。それを機に始めても難しい。

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2019年05月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めて成毛さんの本を読みました。(転職で悩んでいた)
丸呑みはしないほうがいいけど、総じて面白い、ためになることが書かれていて、自分メモにコピペの嵐でした。
今から趣味さがそう、と早速ボイトレ教室を検索してしまいました。
定年後はクルーズ生活っていう手もあるのかーとか、色んなアイディアが紹介されていて、わくわくしました。
こどもの教育(塾いって有名大学でてもこれからはイマイチ)
持ち家買わない
投資信託は中国のがおすすめ
などなど、幅広く話を展開されていました。
気持ちいいくらいハッキリスッキリしている人柄(文章も)なので、素直に聞けました。

固定観念から抜け出さないと、自分がきつくなっていく、狭めていっている、というのは自戒の思いでした。

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2018年12月27日

Posted by ブクログ

前向きな内容ですので読んで暗くはなりませんが、身につまされます… 私ももういい歳ですので… さて、どうしましょうね…

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2018年12月16日

Posted by ブクログ

地方と海外というキーワードは説得力あり。
現在アジアに住んでいて、東南アジアを飛び回っているが、若い人口とエネルギッシュな環境は日本にいたら想像もできないはず。一方で、まだ日本人が持っているスキルや経験が活かせる場所も大きい。
本書をヒントに、多民族を受け入れるマインドを手に入れるためにも、日本人がどんどん海外に飛び出していくようになったら良いと思い。

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2018年12月16日

Posted by ブクログ

今まで勤めていた会社に定年まで過ごす時代は終わった。人生80年時代、早いうちから自分の興味ある活動にシフトしてもいいのだと、慣れ親しんだ生活からの変化を促す本

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2018年11月08日

Posted by ブクログ

定年だけじゃなく、日本人の働き方、雇用に対する考え方にズバッと切り込んでいる。日本以外の国へ本気で職探しをしてみろ、と。この本を読んで直ぐに動く人は多くはないだろうが、心配のアンテナは高く掲げる様になるんじゃないかな。

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2024年10月07日

Posted by ブクログ

【待てない】
現状、インデックス投資でじわじわ増やすことはしていますが、仕事をして給与を得るような爆発力もなく、投資だけで食べていけるレベルではありません。

また、健康寿命を考えると働けるのも後20年弱です。

やっていないことが山ほどあります。

ブログやTwitterで簡単にマネタイズできないことはやってみてわかりました。Youtubeはしていませんが、恐らくYoutubeも簡単ではなさそうです。すでに過当競争になっています。

起業、経営、商売(物品販売、裁定取引)、オークション、執筆、IT関係、海外移住、お金塾・・・
はたして残り20年でできるのでしょうか?

ボーとテレビでバラエティーを見ている暇はないですね。

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2020年06月01日

Posted by ブクログ

特別目新しい内容ではなかったけれど、時代に取り残されている公務員や主夫主婦なんかは読んだ方がいいと思います。

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2020年03月07日

Posted by ブクログ

政府は莫大な国の借金を目減りさせるため(お金の価値を下げる)に緩やかなインフレを目指している、例え物の値段は上がっても給与が上がらない悪いインフレが起こっても全力で維持させるだろう。そうなると年金では生活できない。

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2019年12月14日

Posted by ブクログ

早期退職金を元手に退職後も働ける環境、技術を手に入れるのが得だという事。
今後日本の高齢化に伴い社会保障が著しく衰え、企業が担い手不足に落ち入り、このままでは日本の活気は衰退する。
退職金目当てで役職のグレードアップも望めない会社に居るよりは早期退職して退職金をもらい、その資金を元手に年数パーセントのインフレ連動で金融商品を運用したり、新たな事業に目をつけて活性化させたりする。例えば地方の温泉宿など単に担い手不足だけで廃れていく宿がある。アピール出来る要素が山のようにあるにも関わらず。本書では担い手不足で廃れる宝の持ち腐れの店、宿が地方には沢山あると述べている。

・今のゆとり世代は昔のように頑なな教育をされてこなかったが故に自由な発想、挑戦出来る人が多いと言っている。大谷翔平、藤井聡太、羽生結弦、池江璃花子、桐生祥秀、その他にも宅建に合格した12歳など。また今はプログラミングが小学生でも必須になっている。個人的にそれを「強制的にやりなさい!」と言えば違う気がするが、クリエイティブな発想、それを具現化する技術を持つ若者も増えるのかな。以前読んだ「ニューエリート」と似ていて、自由な発想で、新しい事に挑戦することが新しい働き方で、そうした事が出来るダイヤの原石はゆとり世代には多いのかも。
・投資関係で株を買うならこれから10年、20年は経済成長していくことが高確率な中国株を買うといいらしい。とあるyoutuberの人も中国語、中国市場が良いと言っていた。
・今後持ち家は大きな負債を抱えてることになる。車でさえも。今後賃貸料は安くなり空き家も増える。安い賃貸でライフスタイルに合わせた過ごし方をする方が良い。ただでさえ医療費等、社会保障が減り、さらなる増税が見込まれる中、多額のローンを抱えるのは首を締める事になる。
一例でロイヤルカリビアンクルーズ等の客船を住処にしている人もいる。
1日1万5000円だが、個室で食費、お酒、テレビ、全てタダ、ミュージカルも観れる。5000日住む人もいるらしい。

・様々な書籍、動画等で様々な人が少子高齢化、働き方に危惧している。政党や職場に何かがよくなると期待しても無意味。自分自身が様々なものを様々な観点から調べ行動する事が大切と再認識した。

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2019年11月27日

Posted by ブクログ

特に目新しい知見はなかった。そりゃそうでしょといった内容。
MBAも資格取得も意味がない
学び直しで役に立つことは、簿記とプログラミング
若々しくする、第一印象を良くする。

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2019年08月25日

Posted by ブクログ

将来、路頭に迷わないためには、何をすればよいのか。さまざまな角度から提案をしている。
内容は、「地方の中小企業に転職する」「東南アジアの企業に転職する」「仕事に全力投球するのをやめ、その分の時間とコストを趣味に費やす」など。

◯学んだこと
エストニア、フィンランド、中国のITは進んでいる。

◯感
若干チグハグ感はあるが、切り口としては面白い。

例えば
「あらゆる士業があと5〜10年でほぼ絶滅する」
と断言したあと、「おそらく」や「いずれ」という言葉を使って濁している。
人の目を引くために、大げさな見出しを書いておいて、これはないだろう。ずるい。

4章の趣味に関する内容が一番興味を引いた。メダカや盆栽、サボテンなど、知らなかったことがたくさんあり、興味深かった。これで実際に稼げるかどうかは別として。

この本を読んで、何か行動に移せるかというと、簡単に手を出せるようなものはほとんどないと思った。
アリババやシャオミの転職できるのは、一部のエリートだけだろうし、趣味で稼ぐというのもかなり根気のいることのように思えた。

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2019年07月31日

Posted by ブクログ

森繁久彌主演映画の社長シリーズの映画が描かれた様な、高度成長期の中のいい加減な働き方が、出来ない窮屈で生きづらいいまの社会でのおっさんの生き方を提言している内容。
・ゆとり最強説
おっさんの脅威となるもの。AIと新入社員。
ゆとりはダメとか言えけど、個の力を伸ばす教育ともいわれ大谷翔平も羽生結弦も池谷璃花子も桐生祥秀も藤井聡太もゆとり教育世代。旧来の教条主義的な義務教育では努力とは嫌なことに取り組むこと、とか、好きなことに熱中する時間は努力とみなされない、とかいう時代のおっさんには、到底生きている世界が違う。さらにその下の今の10代に至っては生まれた時から文面の利器に囲まれてITを使いこなす、まさにおじさん脅威。
・社会人の学び直しはほとんど無意味
MBAを取ってから成功した起業家はいない。
セミナーなどは成功者の話を聞いて自分の平凡さを痛感するだけ
士業は行政システム化の中で全滅
・地方に転職で飛び込む
プライドすててダウングレード。
後継者の居ない中小企業、地方の温泉宿、造り酒屋
職住環境は仙台・福岡
傍流で磨かれる、関連会社・海外支店
・語学は後回しにして海外で働く
日本のサービス業はおもてなしとか言って世界最高サービスと自己満足しているが、融通がきかない事も多い。
電子決済サービスが遅れているから、店ごとに違うポイントカードを持ち歩いている
・会社を辞められないなら一つの趣味に全精力
好きなことを副業に、好きなこと楽しいことが前提
コンビニアイスのアイスマン福留
ボビナム
いずれにしてもブログなりでの情報発信は必要
・勤めながら会社設立
物販するなら取引信用できる法人
白州など希少価値のあるものを転売
サイドビジネスの種は家族や恋人と出掛けながら見つける
・壁に縛られない、賢く生きる
家や車の所有に捉われない
クルーズ船を住まいにする
良い大学に入ることで一生が保証された時代もあったが、今は学歴が大した武器にならない。子どものきょうにはむしろ勉強以外のことにお金をかけるべき。

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2019年07月11日

Posted by ブクログ

この先、どうすべきかを気にしているが具体的な行動に移せない人向き。しかし、この本を読んで、行動に移せるようになるかは、別の話である。

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2019年07月04日

Posted by ブクログ

副業、このまま会社にいるので良いのか?を考えるきっかけにと手に取る。

感想としては、社長をやるようなTOPの言うことと、私のちっぽけな悩みにはギャップがあり、それを助けてくれるようなものではナイナイぁ。
それでもやはりなるほどと思うこともある。

【学】
海外、支店など小さいところでトップを目指す
簿記はやった方が良い3級とか

ビル・ゲイツとやりあうため英語練習(成毛)は英語勉強の時に読んでもいいかも

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2019年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

成毛さんの歯に衣着せぬ文章が結構好きなので購入。
私もしがないサラリーマンなので、このタイトルにはグッとくるものがある。
同様に感じる会社員は多いのでは。

本書のメッセージは以下になる。

「旧来の価値観や固定観念に囚われて自分を不幸にしていないか」

そのため、本書には起業における通常のキャリアアップのイメージとはかけ離れたキャリア論を展開している。

(※) 加えて言うと本書の冒頭で、著者は映画「社長」シリーズにはまっていることを紹介し、この映画の会社員たちが実にゆるく、ただししたたかに勤めていることを上げて(映画の世界ではあるが)、「今の社会人たちもこれくらい気楽に働いて、幸せになってもいいんじゃないの。稼ぐ道なんていくらでもあるんだからさ」という趣旨のメッセージを述べる。おそらく本書の正確なメッセージはこれに近いのだろう。

***

この類のビジネス書と同様に、まずは会社員を取り巻く周辺環境の「見通しの暗さ」から話は始まる。
  ・超高齢化社会
  ・医療費や社会保険料負担の飛躍的増加
  ・消費税のさらなる増税

それに加え、企業勤めの会社員は企業という枠に囲われて育っているがゆえに一人で食っていく能力を基本的に欠き、かといってこのまま企業居座ったとしても社長になる見通しは確率論的に見てもかなり暗い、という話が続く。うーむ、漠然と社長にはなれないだろうとタカをくくっていたとしても、改めて数字で直言されると暗澹としてくるな。。。

そのため40代であってもまだ間に合うから、すぐに会社から出て工夫しながら稼いでいくべし、と述べる。
大きくは「地方に飛び込む」「海外で働く」というもの。

「地方に飛び込む」というのは地方の企業や地方の支社などで働くという意味。
  ・地方でも有望企業は山ほどある。
  ・それらは後継者不足に苦しんでおり、働き盛りのミドルを喉から手が出るほど求めている。
  ・そのうえ大企業では望めない経営者としての経験も積める。
  ・地方支社では一国一城の主となれるのでやはり経営者としての力が磨かれる。

私もそうだが、東京でそれなりの大きさの企業にから、地方の(収益力が高くても)名も知らない企業に移ることに抵抗を感じる人間は多いのではないだろうか。
しかし傍流で磨かれて本流のトップに返り咲いた人材は多い。日立製作所会長の中西氏や、ソニー社長の平井氏など。これらの人々は傍流で経営者としての力を磨き、これが認められてトップに上り詰めたのだから説得力がある。(このような話を聞くと、個人的には城山三郎の『官僚たちの夏』を連想してしまう。)

「海外で働く」というの基本的に同様の意味であり、海外が職場としていかに有望であるか、という点が述べられている。
  ・海外であれば日本では傾いている産業であっても、その高い技術力からまだまだ需要が見込める。
  ・その一方で物価は安く、生活に不便もない。気になる語学に関しては、中学生英語程度話せれば何とかなる。

著者の考えとしては「悩む暇があるならちゃっちゃと海外に行って働いて来いよ」という感覚なのだろう。

***

一方で、やはり会社を辞められないビジネスパーソンに対しては、「趣味をきわめて稼げるレベルまで高める」、「会社に勤めながら自分の会社を設立する」という選択肢を提起している。
「趣味をきわめて稼げるレベルまで高める」
  ・「好き」をきわめて副業にすべし。(「好き」であることが重要)
  ・テーマが何であれ、高く売れる可能性はある(メダカ、盆栽、プラモデル。。。etc)
  ・できるだけライバルのいないテーマが有望

最後については「テーマをずらす」ことを上げている。例えば写真を趣味にする人は多くいるが、「日本百名山がみえる神社」のみをテーマに絞ればライバルはぐっと少なくなる。これのみを取り上げた写真集を発行するなど、ずらしたテーマで勝負するのが有望である、と。確かに。

「会社に勤めながら自分の会社を設立する」
  ・世に出ていない隠れた有望商材は数多くある。
  ・例えば地方の造り酒屋の銘品など、ネットに出回らず、格安で売られているものはまだある
  ・海外に目を向けても同様。これらを日本に輸入して売れば話題になる。

***

さすがにこれらの話だけをうのみにして今すぐ会社を辞めることはないが、今のワークスタイルやキャリアビジョンのみに目を向けて、視野が狭くなっていたかも、と感じさせてくれるものはあった。
価値観を広げる意味でおすすめの一冊です。

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2019年03月03日

Posted by ブクログ

サラリーマンにとっては耳の痛い話が出てくる本書は、今後のキャリアを考慮する上で一読しておく価値はあると思う。
海外にいく前に最大の準備をしてからいくという姿勢では今の時代遅い事も書かれてあるし、情報発信はしないと集まってこないといった、頭では思っていても行動に移していない内容が散りばめられている。

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2019年01月22日

Posted by ブクログ

言っていることが極端に感じた。
セミナーに行くだけでは意味がない、といったところなど、共感できるところ多数も、計算して趣味や付き合いをしろといったところは共感できず。
打算的で少し窮屈な生き方な気がする。

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2019年01月16日

Posted by ブクログ

今の会社に縛られないという考え方はありだとおもった。
職場も製品やサービスも日本にこだわりすぎないことを説いていて、たしかに日本国内のことにしか目がいっていなかったことに気づかされた。

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2019年01月15日

Posted by ブクログ

今は制度が変わりつつあって定年は人によって異なっていますが、私が社会人になった時には、定年と言えば60歳でした。以前はそれと同時に多くの人が年金をもらって、慎ましやかに過ごすというのが定番でした。

ところがあれから30年、人口寿命が延びて、年金支給が遅れて減額され、正社員としての定年は60歳で終わりますが、働き続ける人は多いようですね。

そんな中、この本のタイトル「定年まで待つな!」は私にとって衝撃的でした。対象読者層は私のような50歳代を狙っているのでしょう。あと10年程度は社会に貢献したく思っていますので、そのために今の会社では何を学ぶべきか、どう成長すべきか、そしてそれらをどのように活用すべきかについて考えさせられた本となりました。

以下は気になったポイントです。

・いまの仕事だけに執着しない、ネット全盛の時代なので定年を待たずに会社を飛び出しても、やり方次第で「ラク」に稼ぐことはできる(p7)

・医師もヘルパーも不足するので、医療・介護サービスの費用そのものが上がる可能性は高い(p25)

・AIよりももっと脅威となる存在は、これから入社してくる20代の新人社員である。彼らは中学校の技術の授業で、3DプリンターやCADソフトを使ってものづくりしている(p33、36)

・この20年間は目を瞠るような変化は見られなかった、それは「失われる」前の世代が、変わらず第一線で働き続けていたから。出世するタイプ、マネジメントスタイルは変わらなかった。しかしこれからの20年は確実に変わる。AIなどの最新テクノロジーがありとあらゆる分野に入り込んでくるので、業界・仕事内容は一変して職場環境は変わるだろう(p37)

・これから20年間、年率2%のインフレが起きるとすると、現在の退職金が3,000万円として金額が変わらないだろうから、実質的な価値は1800万円になる、それに税金がかかる(p41)

・あらゆる仕業は、あと10-15年でほぼ全滅する、会計士、弁護士は一部の人がかろうじて生き残るかもしれないが、司法書士や税理士は全滅する、行政書士、通関士も厳しいだろう、理由は皆、システムにとって代わられるから、エストニアがその例、税理士・会計士がいない(p53,54)

・エストニアでは、行政、学校、警察、病院、銀行、民間企業まで一つのシステムでつながっているので、あらゆるサービスが電子化されている。つまり法人個人の銀行口座はすべて政府のシステムに紐づけされているので、煩雑な税務申告をする必要がない(p54)

・廃業する中小企業の5割は、黒字経営で後継者がいないために、やむなくつぶれている(p58)

・転職してもうまくいく人は、実績があろうとも偉そうにすることなく、自分の知らないことを謙虚に聞ける人、変に機転が利くよりも、愚直さがある人が、新天地でも円滑にコミュニケーションがとれる(p78)

・定年後まで稼ぎ続けられる自分になりたいのなら、目の前の小さなプライドを捨てて、自ら手を挙げてでも「傍流」に進むことをおすすめする、40歳までが良い(p83)

・簿記と同じくらい必要なのは、ITリテラシーである、今の子供達は、スクラッチを使えて、そのうち3分の1くらいは、Xcode(アップルがリリースしているアプリ開発ツール)を書き始めている(p85、86)

・海外でお薦めな国は、東南アジアの、インドネシア・タイ・マレーシア・ベトナム等の人口やGDPが増大している国(p92)

・日本は世界と比べても劣るところがたくさんある、と謙虚な気持ちを持たなければ海外に行っても失敗するだろう(p107)

・中国は過去4000年間のうち、3800年間は世界最強国家であり、直近の200年間、清朝の満州族と毛沢東が国をだめにしただけだから、たんに元の姿に戻るに過ぎない(p124)

・何かのメニューに特化して、1000食と食べ続けていると、その道の専門家として認められる(p140)

・どの程度やればお金が稼げるようになるかは趣味によって異なるが、3000時間費やすと、ある程度モノになると思われる(p142)

・趣味でお金を稼ぐためには、できるだけ競争相手が少ないジャンルを探すこと(p147)

・経営者と出資者が同一の形態をとるLLC(合同会社)にすれば、株式会社よりも初期費用を抑えて会社を設立できる(p166)

・起業は一人ですべき、複数人で起業した会社には絶対に投資しない(p167)

・良い情報を得たいなら、まず自分の情報を惜しみなく提供する姿勢が大切である(p172)

・旧来の価値観は固定観念に囚われて、自分を不幸にしていないか、筆者が伝えたい共通のメッセージである(p176)

・残念ながら、10-20年後には大半の家は売れなくなる、人口減少によって家が余りに余っているから(p179)

2019年4月30日

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2019年04月30日

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