【感想・ネタバレ】[カラー版] 地形と立地から読み解く「戦国の城」のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

天守閣ではなくてガチの城本。
街道や国境、河川、丘陵など地形と立地に注目し、諸城を紹介する。単に城の地理的な話や構造で終わらず、それが歴史に果たした役割や、城の造りに関して時代ごとの特色も簡単に説明している。
鳥取城に行きたいと思っているけどその時はかならず太閤ヶ平も行きたいし、関ヶ原合戦は大垣城に籠城するつもりが家康が後詰の毛利勢を攻め、挟撃するために三成が関ヶ原へ出陣したところ吉川広家が降伏してしまったという不測の事態だった説を松尾山の陣城や南宮山の眺望から導き出した中井均教授の話もあり、面白く読めた。

0
2020年05月26日

Posted by ブクログ

著者はフリーの”城郭ライター”。
天守閣ではなく、主に山城を中心にその縄張りを解説。第1章で基礎知識を解説、その後キーワード毎に個々の城を解説。書名は「地形と立地」ですがこのキーワードは本書の一部。戦国時代の城の全体像が掴める。紹介された個々の城の
現地を訪ねてみたいところですが、写真を見る限り、かなりハードルは高そう。別に情報収集が必須と思います。

0
2024年01月11日

「学術・語学」ランキング