【感想・ネタバレ】キングダムのレビュー

あらすじ

岸川昇は、リストラにあい失業中。偶然再会した中学の同級生、真嶋は「武蔵野連合」のナンバー2になっていた。真嶋に誘われ行った六本木のクラブでは有名人たちが酒と暴力と女に塗れ……。そんな中、泥酔し暴れる俳優に真嶋が「自分で顔をナイフで切れ」と迫る――。絶叫と嬌声と怒号。欲望を呑み込み巨大化するキングダム。頂点に君臨する真嶋は何者か。

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Posted by ブクログ

幻冬舎文庫 496ページ

ちょっと読みにくいかなあ…
ヘルドッグスを読んだ後だと、だいぶ冗長感を感じる。
ヘルドックスのスピード感が異常なのかもしれないけれど。

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2024年03月11日

Posted by ブクログ

新野剛志『キングダム』幻冬舎文庫。

中盤までは『罰』『八月のマルクス』時代の新野剛志が帰ってきた感のある作品だと思ったのだが、読み終えると消化不良というか、嫌悪感と喪失感だけの残る物語だった。枝葉のストーリーが交錯していく過程は面白いのだが、その枝葉のストーリーが余りにもありきたり過ぎて物足りなさを感じたのだ。

半グレ集団・武蔵野連合の頂点に君臨する真嶋貴士と元同級生の岸川昇、半グレ集団と暴力団の抗争殺人事件を捜査する刑事の高橋剛宏、モデル事務所にスカウトされる月子の4人を軸にストーリーは展開し、大きく予想を覆すこともないままに虚しい結末を迎える。

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2021年10月13日

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