【感想・ネタバレ】世界で一番美しい元素図鑑のレビュー

あらすじ

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根源118の元素をオールカラーの美しい写真を豊富に使って紹介する全世界120万部、国内25万部のベストセラー。日常生活で見かける製品に意外な元素が使われているなど、科学的な知見に基づいたユーモアにあふれる解説も楽しい。科学エッセー、美しい写真集、最新の元素データ集という3つの顔をあわせもつ、研究者、教員、図書館、すべての科学ファン必携の1冊。巻末の美しい元素周期表も必見。

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Posted by ブクログ

オールカラーで美しいので見ていても飽きない。
元素というと、お勉強要素で拒否しがちだが、しっかり読めばかなりの知識になる
日常生活で見かける化合物、応用製品の代表例が美しい写真で紹介されている。
科学的な知見に基づいた解説文はユーモア豊富。元素の発見や元素の性質、用途などについて意外なエピソードが。

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2025年06月19日

Posted by ブクログ

内容を理解しようなどと高望みせず、写真と解説を楽しむ為だけに読む分にはとても面白い本だった。
元素が面白いというより、これを書いた人が面白い。
イグノーベル賞受賞者という経歴にも納得。

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2024年07月11日

Posted by ブクログ

 まず写真が美しい。丸々半ページ分元素の写真なので、色だけでなく質感まで伝わってくる。

 そして、どのように実用化されているのか写真付きで説明されていてとてもわかりやすい。

一家一冊は欲しい。
こんなん化学好きになるに決まってる。

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2024年03月06日

Posted by ブクログ

美しさを眺めるだけで楽しい。しかしその元素が地上においてどのように存在しているか、我々の生活とどう関連しているか、またいかようにして発見されたかをじっくり読むと、さらに良い。
自分が高校生くらいのときには暫定的な名前だった元素に正式な名前がついていたり、この分野もまた活きた学問であるのだなぁ、と本筋とは違うところで感動した。

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2021年08月22日

Posted by ブクログ

かなりわかりやすい。
中学生のときに読んでおけば化学の授業がもっと面白くなったかも
スペースが許せば家に一冊ほしい本。

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2021年05月01日

Posted by ブクログ

元々科学には興味があったが、他の分野の本に押されてなかなか読むことができていなかった。

本の題名通り、それぞれの元素について特徴や歴史、使用目的などが書かれているが、決して理科の教科書的なものではなく、人を引きつけるように描写されている。使用されている写真も綺麗で、キャッチーなものである。おそらく、普通に生活していて「酸素-183℃まで冷やすと美しい薄青色の液体になる」「バナジウムは意外と身の回りにある」「実はダイヤモンドより硬い物質は存在する」ということを知らずに人生を終わっていたであろう。

図鑑に求められる「わかりやすいこと」「綺麗であること」「知識欲を満たせること」がきちんとそろっている。すなわち、見て楽しく、読んで楽しい本、ということである。

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2021年01月01日

Posted by ブクログ

なにかに不安になるのは、まだ準備が足りなかったんだと思う。

正直、愛情を横取りされるかもしれない嫉妬まみれだった。土俵が違うし、はじめから挑む相手じゃないのに。

ぼくには、色気やオトコらしさ、飽きさせない話術、不自由なく楽しませる年収はないので、いますぐに消えてくださいって感じ。正直、羨ましかった。いまにして思えば、ぼくの分野に持ち込めば、勝てたのに(失笑)

クリスマスプレゼントは、これしかないと一ヶ月以上も前から準備してたバカ。分子図鑑の元祖ベストセラー。美しさとユーモアある解説は最高で、元素好きなら生涯楽しめる一冊(もう持ってたかもしれないけど)

明日、応援してる。

学ぶことを楽しんで。
見えないものを見よう。
探究心を、気づきを持って
かかといつまでも
空を見上げてね。

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2019年06月27日

Posted by ブクログ

期待よりはるかに楽しい図鑑。子供のいる家庭は特に一家に1冊おくべし。
著者のユーモアあふれる解説を読んでいると、まるで元素にキャラクターがあるように感じてくる。そして元素にはなんといろいろな個性のあることか。使えるやつ使えないやつ、面白いやつつまんないやつ。お高いやつ気さくなやつ・・・人間社会にも似て大変面白い。
コレクションがまた秀逸。
元素番号が進んで行くうちどんどん未知の世界になり、それでもなんらかとにかくビジュアライズし親しみやすくまとめる著者のサービス精神が楽しい。

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2018年10月18日

Posted by ブクログ

 「明日検診だから、バリウム飲まなきゃいけないんだよね~」
 といったとき、飲んでいるのは単体金属のバリウムではなくて、その化合物である硫酸バリウムの懸濁(けんだく)液なのです。Ba(56)。

 見上げればネオンサイン、というのも、ガラス管の中にネオンNe(10)を封入しているのは赤橙色をしたものだけで、ほかの気体、例えばアルゴン(18)だとスカイブルーになるなど、ネオンサインに必ずしもネオンが入っているわけではないのです。

 などといった、この地球上にある、あるいは物理学者によって人工的に作られた118の元素に関する内容が載っています。
 メンデレービウムMd(101)以降の完全に人工的に作られた元素は別にして、ほとんどの元素は見開き2ページでかかれています。
 左のページに元素記号と原子番号、筆者の持っている単体の元素の美しいな写真があります。
 また、右ページにはその元素で作られた、日常的に使われる製品、化合物などの写真がふんだんに載っています。その元素の基礎データ、原子量、密度、原子半径、結晶構造などもあり、元素について綿密にかかれています。

 最も素晴らしいと感じるのは、それぞれの元素につけられた筆者の解説です。元素コレクターならではの膨大な知識、時々にじみ出てくる、皮肉な文章。ついにやりと笑ってしまう文章が最高です。

 図鑑として、適当に元素や鉱物写真を眺めるもよし、解説をじっくり読んで、知識を増やすのもよし。時には重石にするのもよし。使いでのある図鑑です。オイラの評価はかなり高いです。

 明日の胃の検診、バリウム飲むの嫌なんです。気が重い。なんかもう少し飲みやすい造影剤ってないんですかね。

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2015年11月20日

Posted by ブクログ

左頁に元素の純粋状態の大きな写真、右頁にその用途・使用例を写真で掲載した元素図鑑。

とにかく写真がきれい。吸い込まれるような透明感です。その大きく紹介されている姿形はもちろん、生活のなかで目に付く物・耳にする物を例に解説する等、元素を身近に感じられる工夫もされています。

「スイヘーリーベ…」と口ずさみながら英語の羅列を丸暗記する方法しかなく、化学に関してはすっかりお手上げとなってしまった学生時代。こんな図鑑が近くにあれば、もっと違った視点で化学に興味が持てたかもしれないと悔やまれます。
化学の世界へ導入本として、中高生にも手に取ってもらいたい作品です。

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2017年06月23日

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普段あまりお目にかからない元素が分かりやすく解説された一冊。

各元素が見開きで紹介されており、左側が元素の素の姿、右側が我々に馴染みのある姿(加工物)が写真で載っている。

また、元素のちょっとしたネタなんかも載っており、全体的に非常に面白い。

強いて言えば、元素ごとに解説内容の構成がバラバラで読みにくかったので、主な用途や特徴などの基本情報を別枠にして貰えてると尚良かった。

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2025年02月04日

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写真集のように綺麗な画像を見るものと思いきや、解説の内容が読みやすい軽い語り口で、読み物として楽しい。化学の基礎から雑学、宇宙物理学、歴史まで幅広い話題がふんだんに盛り込まれている。
教科書のような情報の羅列よりも、こういった形で世界と自分を繋げる幅広い切り口で学問を紹介する方が記憶に残りやすいので学習教材としても良いと思う。
自分が小学校の頃に元素名を全暗記したときはマイトネリウムまでしか存在しなかったが、既に118個まで増えていて面白かった。
とは言え本書も2010年発売のもの。さらに新しい事実が生じていることだろう。

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2024年07月05日

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小学生の頃にこの本で元素を覚えました。
題名のとおり美しい図鑑なので『これを覚えたら素敵なことが出来るようになる』と思い、ワクワクしながら何度も読みました。
今でも魔法の本のように思っています。

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2022年02月13日

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ずっと読んでみたかった本。
想像以上に分厚く、重い。。。

各元素の個体、液体、気体、商品、物体。。。
いろいろな写真があり、読み応えがある。
必ず一個の元素の解説のいちばん最後は、次の元素のリレーで終わるのが面白いなー。

自分が記憶していた元素記号、かなり少なかったんだなー。。。と、しみじみ。

個人的な驚きは、プルトニウムが過去に、ペースメーカーの電池に使用されていたこと。
人体にプルトニウムが装着されていたとは。。。
驚いた。。。

もし、中学校や高校でこんな図鑑に巡り合っていたら、化学好きが増えたかもしれないなー。。。と思ったり。

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2020年09月12日

Posted by ブクログ

もともと化学は好きでしたが、元素そのものに興味を持ったことはなく、学生時代は周期表の暗記がおっくうでした…。それが図鑑をいただき、著者のオタクぶりに(笑)あっと言う間に引き込まれ、写真のあまりの美しさに惚れ惚れとしました。各元素の解説も、一つの元素の解説が次の元素に繋がるような終わり方になっていますので、読み進めていくことで周期表も頭に入りやすく、118番まで楽しく覚えられました。周期表に興味を持てない学生には是非オススメですが、学生にはめちゃめちゃ値段高いのがネックです。

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2019年02月16日

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この元素はこんな働きをしていたのか〜と興味深く読みました。

ユーモアのある文章と綺麗な写真で楽しめる一冊。

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2018年12月04日

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ビジュアル的に素敵にまとめてあるので、入門書的な感じや読み物として楽しむためには十分楽しいけど、内容としては少し物足らないかな。でもそれを補って余りある装丁・写真の美しさ。

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2018年05月06日

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前の職場に置いてあってずっと気になってたんだけど、夫が誕生日に買ってくれた。
文章はね、マニアックすぎてよう分からん内容もあるし、とにかく著者が元素マニアで元素が好きで愛しててもうこれも執筆が楽しくて楽しくてしょうがないんやろなってのが伝わってきて面白かったよ。
写真も綺麗やったし。
新しい元素ってぜんぜんなんていうか…存在してないんやんな。おもろ。

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2017年01月20日

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世界で一番美しい元素図鑑の名前の通り、とても美しいつくりだ。切手収集家やコイン収集家のコレクションを見るような感覚で元素コレクションを眺めているような気持ちになる。これまで発見されてきた100以上の元素は、今や世の中の様々な場面で用いられ、様々な用途で応用されている。実際の生活の中で意識することは稀だが、間違いなく現代社会は元素によって作られていると言っても良いだろう。そのことをこの図鑑は私達に教えてくれる。知的好奇心を刺激されるし、単純に面白い。

自宅に置いて子供に見せるのも良いかもしれない。

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2016年05月25日

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元素を原子番号順に写真と共に解説したオールカラー図鑑。ちょっと重いので、家で見るしかないが、いつでもとれるところに置いておいて、折に触れ参照できるようにしておきたい。写真は元素の写真だけでなく、元素を製品化したものも併せて掲載されている。周期表も付録でついているので、交互に見ていくとより理解が深まると思う。

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2015年10月16日

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学校で習った元素表の端から、美しい写真とともに紹介する元素図鑑。水素・フッ素・リノリウム・金銀など、いったいそれぞれの元素が実生活でどう使われているのか、大判の写真でわかりやすく紹介されている。ユーモアに溢れる文章でとっても読みやすかった。

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2015年07月09日

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ヘリウム 天然ガスに含まれる。ベリリウム 取り出し易い鉱山は、ボリビアのみ。躁鬱病の安定剤に使われる。炭素カーボン 窒素ニトロゲン 空気中の窒素をアンモニアに変え肥料に。窒素を固定出来るのは豆科植物くらい。フッ素 化合物テフロン テフロンを繊維に織り込んだゴアテックス ケイ素シリコン シリコーン樹脂 チタン ギリシャ神話のタイタン族から命名 こんな本、よく出版したとその勇気に拍手。

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2015年04月20日

Posted by ブクログ

元素(主に金属)の拡大写真や、日常のどんな部分に使われているのかという写真が目を引く。

翻訳した文章という感が強いがユーモアを交えて面白く読める。しかし元素の数が多く、途中から読み飛ばしてしまった。

全体的には満足する内容。

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2015年01月15日

Posted by ブクログ

最後に化学を勉強してから約30年経った今となっては中身を理解しながらだとサラサラ読めないのですが、昔の記憶を呼び起こしたりしながら読むのは楽しかったです。写真を中心にパラパラ見たり、気になる元素だけじっくり読んだり、リラックスして読むのが◎。
子供が元素記号を頑張っていた覚える時期が来たら一緒にまた読みたい。

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2025年04月13日

Posted by ブクログ

世界一美しいと称するだけあって写真が大きくて綺麗。ビスマスという元素がとても美しい!
ホウ素をさえない名前と表現したり、ダイヤはそこまで珍重するほど美しくもないし丈夫でもないと批判してみたり、ユーモアもある。元素への愛が溢れている解説も読んでいて楽しかった。

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2020年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

平置きでビニールに綴じて売られていましたが、一番上だけ見本扱いなのか、中身が確認できる状態…
中身を見てみました…(・・;)

確かに綺麗な写真が、おっきく載っていて見易かったり、楽しめたりすると思うのですけど…
思っていたより情報量が少ないというか写真の点数が少ない(サイズはデカイ)

車田正美監修かね?

これだと長く楽しめそうにないなぁ
ただ、中高生が化学の授業で、こんなのを見ながら勉強するなら楽しいだろうね

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2019年05月06日

Posted by ブクログ

「オーシャン・メタル」で登場した元素などを復習できてよかった。学生自分にこのような図鑑があったら、各元素も覚えやすかったろうに。

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2021年08月08日

Posted by ブクログ

一つひとつのエピソードが、とても親しみやすい。へぇー!と感じる小ネタも満載でいい感じ。でも、細かく読むほどじゃないかなー。現在見ると、やはり、デザインの古さを感じてしまうのが残念。

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2017年08月11日

Posted by ブクログ

そこまで美しくはない。ハードルを自ら上げすぎかと。
が、好きだ。好みが分かれる解説かと思うが、家の子はハマった様で、熱心に読んでいました。良かった良かった。チタンが好き。ダイヤより金推し。ワカル⭐️金貯金をしようかここ2、3年悩んでおります。

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2016年01月04日

Posted by ブクログ

元素が具体的にどういう物質形態を持つのかを示した写真集。なるべく原形に近い形のものを、肉眼で観察できないくらい高精度のカメラで撮影してある。主な用途として考えられるのは建築やデザイン分野において、素材の特性を活かした設計をしたいときに重宝しそう。「充分な可視量がない」ものについては発見者の顔写真が掲載されている。詳しい解説文は科学的な文章の見本としても参考になる。

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2015年03月07日

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