あらすじ
小学生の男の子を育てるには、幼児期とはまた違う大変さがある。それは学校という、集団生活で起こる大変さ。先生の話を聞けない、授業中に勝手なことをする、集団行動で違う行動をとる、いきなりしゃべりだしたり、歌ったり踊ったり…。
つまり、周りが全然見えていないマイペース。成長すればきっと変わってはくるのだろうし、おおらかに育ててあげたいけれど、学校が先生が、それを許してくれない。親は頭を下げっぱなし…。また、宿題など勉強をさせたりするのも一苦労。習い事も続かない…。
ちょっと“多動”気味な男子をどう育てたらいいか。自らを多動症と称し、数々の多動男子を一流校に入れてきた松永先生。「ウルトラガキンチョ」男子を上手にコントロールし、伸ばしていくコツを教えます!
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Posted by ブクログ
子どもに対する捉え方を見直すきっかけになりました!好奇心が旺盛なのは生きる力が強い証拠、小学生男子はオモロイことを追求したいだけ、それが人生の財産になる。今が大事で先のことは分からない。学校が楽しくない理由を聞く、黒板の字をどれだけ暗記できるかなど面白くする工夫をする。自然に目一杯触れさせる。本を読む機会を増やす。作文をたくさん書く。書いたら原稿料を払ってもよい。
接し方を工夫するヒントをたくさん、ありがとうございました!
Posted by ブクログ
タイトルの通り小学生男子が対象。落ち着かないのは小学生男子の特徴であり、そういうものなのだから仕方がないし、年齢が上がれば自然と落ち着くので心配しなくてよいというのが全体と通してのメッセージ。袖に書かれている、世のお母さんは心配しすぎ。小学生男子は「こんなもん」です、という言葉に尽きる。ただ親からの働きかけがうまく回れば上がってくる時期は早まるかも。男の子はやりたくないことは先送りするってうちでもそうだな。たまにある一人のときに洗うべき食器をためてしまうとか、自分もそうだなと。
Posted by ブクログ
何年か前にも読んだような気がするけど、子どもたちが小学生になって改めて読んでみた。子どもが活発過ぎて心配なお母さんのための本だけど、実際にはほんとに配慮(発達関連で)が必要な場合もあるので何でも心配ご無用って楽観視して良いわけでもないよな。一例として読む分にはよかった。