あらすじ
『7つの習慣』のスティーブン・R・コヴィー博士も大絶賛!
全世界2100万人が実践するタイムマネジメントの名著!
「本など読む暇はない」という人こそ必読!
単に効率をアップしてタスクを詰め込むだけでは、自分の手に人生の貴重な時間を取り戻すことはできない。「心のやすらぎ」を得ることを究極の目標にすべてのできごとをコントロールし、時間管理に真のパラダイムシフトをもたらしてくれる、『7つの習慣』のスティーブン・R・コヴィー博士も大絶賛のタイム&ライフマネジメントの画期的名著が、待望の文庫化!
目の前に積み上がる日々のタスクや、突然、「大至急」という指定つきで飛び込んでくるイレギュラーな仕事。こうしたものに押しまくられ、否応なくそれをこなしていく――あなたの日常はそんな風になっていないだろうか? そしてもっと悪いことに、あなたは「仕事なんてそんなもの」と思っていないだろうか?
こうした状況を改善しないまま、いくら作業の効率を上げても、あなたが仕事から、人生から満足を得ることは決してない。緊急なこと=重要なこととは限らない。むしろ本当に重要なことは、あなたが意識しない限り、ただそこにあって店ざらしにされ続けてしまうのだ。あなた自身が、人生をこう過ごしたい、こうありたいと思う価値観に基づいて日々の出来事を管理し、優先順位を決め、その積み重ねによって人生そのものをコントロールする――それこそが、生産性をアップし、あなたに真の「心の安らぎ」をもたらす道なのだ。
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Posted by ブクログ
時間とは出来事の連続である。
自分に纏わる出来事=時間はコントロールできる。
自分以外はコントロールできない。
コントロールできると思いがちな代表例として家族、部下、気象等がある。
コントロール出来ないものにイライラしても無駄である。
お金や時間を何かに使うことは、それ以外の全てに時間やお金を使わないと決める事である。
「心の安らぎ」は日々の行動が価値観と一致する時に得られる。
Posted by ブクログ
「タイムマネジメントのための2つのツールを学んで、心の安らぎを得たいあなたに」
この本では心の安らぎは自分の価値観と一致した行動をとったとき得られるとしている。またタイムマネジメントとは人生の出来事をコントロールすることである、という前提からリアリティー・モデルと生産性ピラミッドをという2つのツールを紹介している。
<1.リアリティー・モデル>
自分の価値観発見のためのツールであり、以下のプロセスを経ることで潜在意識である心理的欲求が満たされ、心の安らぎが得られる。
1.心理的欲求の存在(生存、承認、愛情、変化)
2.欲求に基づいた自身の価値観を考える
3.価値観に基づいたルールを考える
4.ルールに基づいた行動をとる
5.行動に基づいた結果を得る
6.結果がフィードバックされ、欲求が満たされる
逆に価値観と行動が一致していないと成果が生み出されず、欲求不満となり、問題となるプロセスを修正する必要がある。
<2.生産性ピラミッド>
価値観に基づいた課題を達成するためのツールであり、価値観に基づいた行動をとることで、心の安らぎを得る。
1.自身の価値観を発見する
2.価値観に基づいた長期目標を考える
3.長期目標に基づいた中間目標を考える
4.中間目標に基づいた日課リストを考える
5.日課リストを実行し、結果に基づいて価値観を更新していく
こちらも価値観と行動が一致しなければ思わしい成果は得られない。
「人は何もしなければ、過去の自分に戻ろうとする。目標を掲げて実行することは新しい自分を創り上げる。」という言葉が印象的だった。
一般的な時間管理本とは異なる切り口で解説している、私にとってタイムマネジメントのバイブルとなる一冊。