あらすじ
本書は、著者が実践してきた新しい組織開発の支援法を、成長する人の視点から整理。「気づけることで、飛躍を遂げる」をキーワードに、1熱望力、2実験力、3修業力、4結果力、5体験力、6盟友力、7好転力――の「気づける力」を解明。これを「飛躍の7力」と名付けて、「気づける力のノウハウ(智恵)」へと体系化した一冊です。
実際にあったコンサルティングの「事例シーン」や、著者の実践を織り込みながら、これまで誰も描かなかった成長が速い人、遅い人の「特徴」を明示して、わかりやすい再現性あるロジックにして提案するものです。
成長したいがうまくいかないと悩む社員はもとより、部下や同僚の育成に悩むリーダーにも大いに参考になる内容です。
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Posted by ブクログ
1.社会人生活を振り返って、自分の成長が思ったよりも遅く、できないことが多いと思ったので振り返ることにしました。
2.成長する人ためには、熱望力、実験力、修行力、結果力、体験力、盟友力、好転力という段階が存在する。ただ、まずは自分がどの段階にいて、何が足らないのかを「気づく力」が土台位に存在します。気づく力を意識してから、謙虚な姿勢で成長のループを繰り返していくことで一流へと近づいていきます。
本書では、各段階において、速い人と遅い人を比較しながら、気づきのポイントを示しつつ、成長とは何なのかを説いています。
3.特に目新しく学ぶことはありませんでした。要点として、謙虚な姿勢と仮説と実行を繰り返す力が備わっていいなければ成長はないということです。
自分の生活を振り返ってみると本書に述べてある「速い人は学び方を変える。遅い人は書籍だけ変える」というフレーズが気になりました。私は常に自分が成長したくて読書をしたり、仕事をしたりしています。ですが、変化している実感がなく、これでは3流のままか?と気づきを与えてくれました。新しく学ぶことはもちろんですが、過去と比べて成長しているのかを確かめることで、自分の変化をより実感できるのではないかと本書を読んで気づくことができました。