【感想・ネタバレ】幕末維新傑作選 最後の武士道のレビュー

あらすじ

現代の日本が忘れてしまった武士道の有りよう、永遠に語り継ぎたい日本男児の生きざまがここにある! 坂本龍馬、陸奥宗光、西郷隆盛ら、幕末を生きぬいた志士たちの肖像。土方歳三に見込まれた新選組の隊士、天覧のもと兜割りを成し遂げた日の本一の剣豪、西南戦争を闘う薩摩軍兵士ら、維新の動乱を駈けぬけた剣客たちの肖像を描き上げた逸品ばかりを収録。歴史小説の大家が自ら厳選した力作短篇集。

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Posted by ブクログ

幕末から明治初期の剣客たちの人生の物語8編収録。
「祇園石段下の決闘」「死に番」「弥兵衛斬り死に」の3作が印象深い。

自分の人生を賭けて生きた人々は多くいたはずで。歴史上、いわゆる教科書に名前が残るような大人物でなくても、多くの人物が何かを志し何かを賭けて生きようとしていた時代が幕末から維新にかけてだと思っています。
そんな思いを抱えながら読んだ物語3作。

どこでもいつでもそうだけど、名のある人物を支えたり持ち上げたりしているのは、功績は残らない、人々の集まり。無駄や無益なものなど何もない。

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2023年08月14日

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