【感想・ネタバレ】事故物件怪談 恐い間取り3のレビュー

あらすじ

自分の家が、怖ろしい…

六世帯事故物件マンション〈いわくの集合体〉、
赤い鳥居の御神体の位置にある部屋、
血痕が物語る殺人現場の家…他

「ワケあり物件」の不思議な話を間取り付きで紹介
著者累計33万部のベストセラー、最新刊!

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Posted by ブクログ

さみさんの話と心の間取りが印象に残った。巻末付録の歴代事故物件がありがたい。間取り見るの単純に楽しい。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

今回は、タニシさんが事故物件に住むことより、
体験談の話しがたくさん書いてある。
リアルなだけにとても怖い。

廃墟などに訪れる、興味本位の輩と違い、
タニシさんは、真摯に対峙する人柄が好印象。

霊能者や祈祷師などの話しも出てきて、
亡くなった人への思いやりを感じる。

人はいずれ死を迎える。
代を遡れば、どこの土地でも誰かしらそこで亡くなっている。
目に見えないだけで、たくさんの体の無い人間がうじゃうじゃと、今も生活をしていると思う。
いずれは、その仲間になるんだろう。

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2025年02月26日

Posted by ブクログ

良い意味で、3巻目なりの味わい深さが出ている。単なる怪談、ヒトコワというような恐さだけではなくて、淡々とした悲惨さの裏に潜む様々な人生みたいなものが切り取られていて興味深い。

私はどちらかと言うと、怪談に人間味とか悲哀とか情緒とか、とかく恐怖以外の要素を持ち込まれるのを嫌う方なのだが、今回の場合はただの恐い話ではなくなるのが全く嫌ではなかった。おそらくそれは、感動ポルノみたいな流れにならないよう著者が意図的に内容を客観視して冷静に綴っていったからだと思う。あと、私が嫌いなパターンの一つに「結局人間が一番恐い」みたいな落ちがあるのだが、そういう流れに持って行く気配もなくて小気味良かった。

読んでいる最中の気分としては、アレだ、TV番組の『家ついていっていいですか』(の、オカルト版)を観ているような感じ。それぞれの人生やそれぞれの恐怖があって、何を脚色するわけでもなくその淡々としたそのままのストーリーが何故か妙に心惹かれる、みたいな…。新しいジャンルとして成り立つんじゃないかと思うくらい、絶妙な求心力があった。

自分の知らない世界、経験できない事柄を追体験できることはいつも面白いが、この本もまた然り。うっすい内容を頑張って膨らませた感じもなく、無骨に事実を追って、目の前のものを綴って、結果的に分厚い本になったようなたたずまいなのもまたいい感じ。

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2024年03月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ど偏見だけど、大阪怖ぇ〜ってなった

地盤が低かったり昔池だったりして湿気が多かったり水害が多くて住環境が悪いから安いし、安いところに住む人が集まるから事故物件になるのでは、と怪談社の本読んでて思ったことが具現化してる

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2023年07月21日

購入済み

不思議な感覚

怖いよりも悲しくなる感じでした。意味不明な話もありましたが、タニシさんの淡々とした対応が、リアルに伝わりゾッとしたり、悲しくなったり。不思議な感覚を味わう本でした。
早く次が読みたいです。

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2023年03月09日

Posted by ブクログ

サクッと読めて間取り見つつ考察できる怪談本。
今回は孤独死よりも殺人が多めの物件だったので、なかなか胸熱でした。
松原さんに心霊現象は起きても霊障は起きないでほしいと祈ってしまいます。
霊を感じるよりも死を身近に感じて生きる意味を問うのは禅の修行のようです。
ラストの15件目の物件ってもしかして幼児二人餓死の物件ですかね…

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2022年08月02日

Posted by ブクログ

事故物件住みます芸人、松原タニシさんの事故物件本の3冊目。
冒頭に驚く。勇気ある構成だ。

自分が住むことになった事故物件に関しては、感情の揺れはあるものの、聞いた事故物件の話に関してはものすごく淡々としてる。怖がらせるような要素を廃した書き方。なのに怖い。少ない情報から「あれ?」と前のページに戻るような。新耳袋を読んだときに近い気もする。

いつか自分も死ぬ。そうすると高い確率で事故物件になる。事故物件だから怖い、ではなくて、ただそこで人が死んだことがはっきりしてるだけの物件なのかも。(地球創世記から考えれば、生き物が何一つ死んだことの無い場所はない気がする)

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2022年09月11日

Posted by ブクログ

シリーズ3作目!夜には読めない…。
意外と短くて説明が足りないくらいのほうが怖かったりするから怪談はおもしろい。

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2022年09月07日

Posted by ブクログ

タニシさんの住んだ事故物件話よりも、タニシさんに寄せられた一般人の事故物件話がぞわぞわして良かった。
怪談話とはまた違う味があって良い。

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2022年09月07日

Posted by ブクログ

ボリューミーでした。読み応えアリ。しかしこれ読んでると、引っ越すのがホント怖くなるな〜。絶対住みたくない事故物件なんて…

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2022年09月01日

Posted by ブクログ

当事者だけが異常に気がついてないだけで本当はずっとおかしなことに巻き込まれているパターンなのでは?と思わずにはいられないくらいの冷静さで書かれていて、別の方向に恐怖を感じる。とはいえ、簡単に心霊現象がどうだ、怨念がどうだと結びつけない姿勢がこのシリーズが続く秘訣でもあるんだろうなとは思うので、死なない程度に頑張って続けてほしい。

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2024年11月04日

Posted by ブクログ

人の腐敗臭って相当すごいんだな…嗅ぎたくないな…タニシさんよく死後2週間の家に行けたな…
それにしても世の中事故物件が多すぎ。まあ人が生きている以上、いつかは死ぬんだから理由がなんにせよ事故物件なんてあちこちにあっても不思議じゃないけど。また人から聞いた体験談も怖かった。ストーカーみたいに付き纏う幽霊とかクレヨンで描いたようなぐじゃぐじゃの人とか。

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2024年06月22日

Posted by ブクログ

今回この本を読んでみて実話の怖い話は苦手だなぁ、と気づきました。
タニシさん凄いです。

行灯行列の話と大阪のアパートの話が私的には怖かったです。

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

事故物件住みます芸人松原タニシの恐い間取りシリーズ第3弾。
2021年ですべてを失うといわれてたタニシさん生きててよかった~!笑
殺人事件のあった家で血痕とかそのまま残して売りに出してることなんてあるんだ!?とびっくりした。そんな家借り手あるのかな。何年間も人が立ち入ってない廃墟みたいな物件に寝泊まりして体調崩すのは霊的なもののせいじゃないと思う…。
5章あるうちの2~4章は人から聞いた実録怪談の紹介になっていて、一応各エピソードの最初のページに間取りが載ってるけど、家とか間取り全然関係なかったり、ネタ切れ感が否めなかった。まぁそんなに頻繁に引っ越しを繰り返すわけにもいかないし、仕方ないか。
巻末に歴代事故物件の付録つき。

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2024年02月01日

Posted by ブクログ

怖い
後ろ振り向けないと言うよりは
こんなもんか、みたいな。
今までの読書歴からの流れとして
こういう本もありかと思った。
小説より氣なり。
やっぱり、一番怖いのは人間。

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2023年07月05日

Posted by ブクログ

「事故物件に住んじゃいました」
レポート的ノンフィクションかと思って読み始めたら、
読んでるうちにだんだん事故物件を介して
知り合った人から聞いた怪談実話系になっていって
ものすごく怖くなってしまった。

私自身霊感ないから霊的体験もしたことないし
「死んだらどうなるのか」なんて考えたこともないので
死んだ後にも場所に留まり続ける念があるとは。
結果的に自分の生死観が揺さぶられる
読書体験になってしまいました。
挿入される物件のモノクロ写真もたまらなく恐怖。

紹介されてるどの話も怖ろしかったけど、
(血痕べったりついたままの家を期間限定とはいえ
他人に貸すのかっていう……)
「ロマンチストのなれの果て」が印象に残ってる。
それにしても15軒目の餓死(子供)って。絶句。
何があったのか、あれこれ想像してしまうよ。
物件の向こうに雄弁ではないものの人生が透けて見える

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2022年09月20日

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