【感想・ネタバレ】世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワインのレビュー

あらすじ

ニューヨーククリスティーズ初のアジア人ワインスペシャリストが教える、ビジネスパーソンが教養として身につけたいワインの知識! ワインにまつわる歴史や豆知識、話題のトピック、ワイン投資の情報まで、幅広い知識を紹介します。これ一冊で、あなたもワインを語れる一流になれる!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

多分、ガチ初心者の私は一通り勉強してからもう一度読んだ方が楽しめると思うのですが、ワインが世界史(主にキリスト教世界)と共にあったことがよくわかる入門書で非常に面白かった。今後白ワインを飲むときにはカール大帝の白髭を思い出すだろうし、ゲーテを読みながらアルザスワインを飲むのも楽しいだろうと思った。禁酒法を生き延びたアメリカのワイナリーは教会にワインを収めていたというエピソードを読んで、昔ラ・トゥーレット修道院に泊まった時のことを思い出しました。あまり英語が得意でないフランス出身のポスドクの女性と夕食のテーブルが一緒になって、平易な英語と、私のめちゃくちゃなポルトガル語と身振り手振りで会話したことがあったのだけど、気づけば赤ワインのカラフェを二人で空けるほど楽しい時間を過ごしたのが懐かしい。早く疫病も戦争も気にせず世界を旅できる、そんな平和な日常が戻ってきますように。

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2022年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1855年のパリ万博の時にナポレオン3世がボルドーワインの格付けを行い、それによりボルドー5大シャトーが生まれた。ボルドーワインはカベルネやメルローを混ぜてつくるが、ブルゴーニュワインはピノノワールやシャルドネ(白)など単一種で作られる。シャンパンはピノノワール、ピノグリエ、シャルドネの配合により作られ瓶内二次発酵等製造方法も厳しく規制されている。
世界で一番影響力のあるワイン評価はパーカーポイント。
1990年代のシリコンバレー勃興でナパやソノマは急成長を遂げたが、リーマンショックで打撃を受ける。それを補完したのはBRICS、特に中国。中国人は投資用の長期熟成ワインをオークションでの落札後すぐに飲んでしまうので市場から高級ワインがなくなり希少価値がよけいにあがってしまった。中国では偽造ワインも横行したため一時の勢いがなくなってきているが、巨大市場は魅力的。
株式投資以上のリターンがあるとしてSWAGなる単語がある。Silver,Wine,Art, and Gold。希少性が年とともに増す珍しい商品。

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2019年12月24日

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