あらすじ
いまやビジネスパーソンの“必須教養”と云える「ロジカル・シンキング」。各種入門書も出ているが、実際のところ使いこなせている人は少ない。その理由は、「ロジカル(論理的)に考える」だけで「ロジカルに伝える」技術がないからだ。そこで、大手コンサルが教えを乞う伝説のMBA講師、いわば「コンサルのコンサル」船川氏が「ロジカルに伝える技術」をストーリー漫画に載せて、わかりやすく解説する。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
【書評】
超オススメ!
・ビジネスコミュニケーションとロジカルシンキング
を実践している人のバイブル。
・コンサルやコーチングビジネスのすごい人達が何を考えて人と関わっているのか、簡単に理解できる。
・すぐに自分に活かせる。
個人的には日本の教育に入れたい。
【要約】
・人間は感情の壁+論理の壁でできている。
・感情の壁を崩さないと、論理の会話ができない。
・ビジネスコミュニケーションで必要なのは
論破力<共感・メタ認知・引き上げ力・仲間力
感情=共感→理解
【発見】
・ロジカル=結理事結
結理事結こそ、ビジネスには必要。
起承転結はエンタメ。全くの別物。
・ハイレベルな傾聴とは
「受容と共感」→「探索と検証」への進化
主人公は相手、つまり主語は私ではない
自分が提案 < 相手に考え、気づかせる
→ 圧倒的感謝と恩を生む
・詭弁と強弁をメタ認知で見抜け
・前提交換で心理的安全性を作れ
・魔法のフレーズ「そもそも」「あえて」「ちなみに」
【自分に活かす為のネクストアクション】
・魔法のフレーズ「そもそも」「あえて」「ちなみに」
・ハイレベルな傾聴「受容と共感」→「探索と検証」
・詭弁と強弁をメタ認知で見抜き、受容→メタ共通項を見つけ、頼って味方にしろ
・前提交換で心理的安全性を作れ
Posted by ブクログ
ロジカルシンキングについては何冊か本を読んで使い始めるようになったが、この本を読んでまだまだその先にも身につけるべきスキルがあることが分かった。その導入がマンガでスムーズにインプットできたので非常に有用であった。
Posted by ブクログ
あらすじ
「一生懸命話しているのに意図が伝わらない」「話が長いと言われてしまう」といった悩みを抱える主人公が、ストーリー形式のマンガを通じて論理的な伝え方の基本を身につけていく実践コミック。ビジネスや日常の対話において最も重要なのは、話し手の自己満足ではなく「聞き手の理解しやすさ」であると説く。結論から先に述べる「結論ファースト」の構成、主張を支える客観的な根拠や具体例の提示法、感情論と事実を分ける技術など、誰でも直感的に使えるフレームワークを網羅。曖昧な表現を排し、言葉の定義を揃えることで認識のズレを防ぎ、最短ルートで相手に納得と行動を促すための会話術をわかりやすく解説する。
所感・深掘り
「ロジカルに話すとは、小難しく理屈をこねることではなく、相手の頭の負担を最小限に抑える思いやりである」という本質を再認識させられる一冊だった。
特に深く腑に落ちたのは、「結論から話す」「事実と主観を切り離す」という基本動作の徹底だ。人はつい、自分が苦労した経緯や背景から順を追って話したくなる。しかし、結論が見えない話を聞かされる相手は、「結局何が言いたいのか」を探りながら聞くことになり、それだけで大きな認知的負荷を背負ってしまう。まず結論を明快に提示し、その理由を客観的な事実に基づいて端的に添えること。それは会話のスピードや効率を高めるだけでなく、相手の貴重な時間を尊重する誠実さそのものだと痛感した。
また、曖昧な形容詞を避け、言葉の定義や基準を揃えて対話することの重要性も、組織運営や指導の現場にそのまま直結する。指示やフィードバックが抽象的だと、受け手は迷いや不安を抱き、結果として動きが止まってしまう。相手が迷わず行動に移せるレベルまで具体的に落とし込んで伝えること。指導者やリーダー自身がこの伝え方の型を率先して実践してこそ、現場に無駄な摩擦のない安心感と自走する力が育つのだと確信させられた。
独りよがりの説明をやめ、結論から簡潔に示し、相手の理解の負担を徹底して減らすこと。
自分の意図がうまく伝わらずもどかしい思いをしている人はもちろん、日々の言葉選びを磨き直し、関わるすべての人と齟齬のない円滑な信頼関係を築きたいすべてのリーダーにとって、手元に置いて立ち返るべき対話の教科書だ。