【感想・ネタバレ】きみといたい、朽ち果てるまでのレビュー

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感情タグBEST3

生よりも死の方が魅力的に描かれた作品だと思う。現実では有り得ないくらいの距離感で日常の中に死が存在する。物語の中では死体がゴミとして当たり前のように棄てられていくが、かと言って死を軽く見ているわけでも無いのが不思議な感じだった。読み終わった後、いい意味で心がどっしりと重かった。

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2020年06月19日

Posted by ブクログ

殺人、クスリ、女と警察をはじめとする国家が関与しないインモラルな街イタギリで死体回収屋の少年晴史(はるふみ)が物売りで似顔絵描きの少女シズクと仲を深めていく物語。作者の坊木椎哉の博識さが文章から見て取れる。また、ワードセンスも彼特有のものを感じさせる(「珊瑚色の唇からこぼれたのは、落ち着いた調子のソプラノだった」など)。泥水を啜りながらも懸命に足掻き生きる主人公を見たい人は読みとよいでしょう。

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

グ、グロいならそうと言っておいてくれ……。
そういう描写はお上手でした。最終的にどいつもこいつもというか。ありがちっちゃありがち。

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2020年01月10日

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