【感想・ネタバレ】江戸の目明しのレビュー

あらすじ

時代劇・小説でつねに活躍する目明し。しかしその実態は、悪を捜査し制裁する正義の味方とは相当かけ離れたものだった。犯罪者が目明しになるという驚きの事実を克明に解き明かす。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

目明かしの真実と謳ってますが、半分までは改革でいかに取り締まりが厳しくなったかの説明に終始、最後の一章は世の中がかなりざわついてきたので、取締りも多忙になり、目明かしが多用されただろう、という推測の話で、目明かし・岡っ引や下っぴきの実態が描かれたのは第三章の30pほどでした。
与力や同心がゴロツキのような手下を雇っているのを知りながら、あくまでも雇っていないと言い切っている江戸時代の治安管理の矛盾が説明されている。

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2020年03月01日

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