【感想・ネタバレ】とんねるずと『めちゃイケ』の終わり 〈ポスト平成〉のテレビバラエティ論のレビュー

あらすじ

とんねるずの危機、ナイナイの苦悩、ダウンタウンの奮闘……

テレビを変えるキーマンの発想に迫る画期的論考

テレビバラエティの遺伝子は消えない
◎「保毛尾田保毛男騒動」が浮き彫りにしたこと
◎フジテレビが凋落した「六つの理由」
◎お笑いBIG3、それぞれの「終活」
◎松本人志が『ワイドナショー』に出演する意味
◎有吉弘行とマツコ・デラックスの「テレビへの違和感」
◎インターネットはテレビを滅ぼさない

■インターネット時代に生き残る笑いとは
なぜ、『みなさん』『めちゃイケ』の時代は終わったのか。なぜ、フジテレビは低迷しているのか。なぜ、ダウンタウンはひとり勝ちしているのか。なぜ、『アメトーーク!』『ゴッドタン』『水曜日のダウンタウン』はウケているのか。なぜ、視聴者は有吉弘行とマツコ・デラックスから目を離せないのか。なぜ、大物芸人はネットで番組を始めるのか。平成が終わろうとしている現在、テレビ業界とお笑い界で巻き起こっている地殻変動を、膨大な資料をもとに徹底分析する。

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yo

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愛がない。

筆者と同年代の、お笑い好きの私としては、少年、青年時代のお笑い番組評にノスタルジーを感じながら、特に好きだっためちゃイケを振り替えりながらお笑いの時代を考察したかったのだが正直期待はずれでした。
中身も知っている話ばかり、簡単にいえば「浅い」。そして、批評は結構だが根底にある「愛」がない。愛がないからみなさん、めちゃイケを表題に持っていきながら中身が薄すぎる。筆者を通してわかったのはダウンタウンにたいする「愛」だけ。
大局的にお笑いを語れてない。例えば、筆者はアメトーク、水曜日のダウンタウン、ゴッドタンはお笑い好きに評価の高い番組が流行り、めちゃイケのように王道番組は衰退したというが、ならばなぜイッテQはなぜお化け番組に成長したのか
自分の趣味嗜好にあった番組だけを評価しているに過ぎないと感じた。
同世代のテレビ評論家のテレビのスキマさんの方がよっぽどバラエティーテレビに関する「愛」と深みを感じる評論家であり、購入して損をしたという感は否めない。正直怒りまで感じた。

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2019年08月01日

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