あらすじ
平成30年度から小学校で新しく教科となった「特別の教科 道徳」。いじめをなくすための教科化のはずだが、はたして本当にいじめをなくすことはできるだろうか。「特別の教科 道徳」の成立過程の分析からその意義を問い直し、「考え、議論する道徳」を有効に機能させ、いじめをなくすためにどうすればいいのかを考察。いじめ防止の授業設計に向けた、役立つ取り組みを紹介する。
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Posted by ブクログ
いじめの定義の矛盾点など、考えたことがなかった。
本書ではいじめについて再定義すべきとあるが、その通りだと思う。
また、担任だけでなく、学校全体の空気感がいかに大事かを改めて思い知った。
Posted by ブクログ
いじめの取り扱いが法に則ったものになっていない現状に触れ、それを正すべきだという。
また、道徳教科化の背景がいじめ防止にありながら、議論が尽くされずに決定されたことを指摘。
教科化されたこと、そのことにどんな意味があるのか、自分で改めて考えるきっかけになった。