あらすじ
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「恋かなと思っていたら不整脈」「万歩計半分以上探しもの」――「シルバー川柳」は、シニア世代を中心とした、まさに人生の達人たちによる川柳傑作選です。社団法人全国有料老人ホーム協会が主催し、毎年1万を越える応募作のなかから、敬老の日にあたり、ユニークな作品が選ばれてきました。本書は、2012年夏の入選作を含む傑作川柳を、イラストとともに紹介。
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Posted by ブクログ
面白かった
・LED使い切るまで無い寿命
・起きたけど寝るまでとくに用もなし
・目覚ましのベルはまだかと起きて待つ
・延命は不要と書いて医者通い
・年重ねもう食べられぬ豆の数
・年金の扶養に入れたい犬と猫
・誕生日ローソク吹いて立ちくらみ
・ボランティアするもされるも高齢者
・クラス会食後は薬の説明会
・無農薬こだわりながら薬漬け
・孫帰り妻とひっそりちゃづけ食う
・デジカメはどんな亀だと祖母が訊く
・恋かなと思っていたら不整脈
・老い二人集金人にお茶を出す
・良い医者を待合室で教えられ
・景色よりトイレが気になる観光地
・年重ねくしゃみするのも命がけ
Posted by ブクログ
新刊コーナーで見かけ連れて帰りました。
こ、これは面白い!!頑張れ!!「老年世代」
シルバー川柳傑作選。笑えます。
物忘れも、医者通いも、
はたまたビミョーな夫婦関係も。
傑作川柳、一部を載せます。
「良い医者を 待合室で 教えられ」
「深刻は 情報漏れより 尿の漏れ」
☆病院の待合室において欲しい。笑いで病気を吹き飛ばす。
八十八句の傑作川柳非公開メモに記載。
Posted by ブクログ
この本では、シルバーをこう定義しています。
シルバーとは、和製英語で「老年世代」をさす。頭が白髪(シルバー)になることからの連想で、語源は日本の鉄道における「シルバーシート」から。
多くの経験を積み、さまざまな物事に熟達しているとされるシルバー世代。いっぽう加齢に伴い、心身機能の衰えに悩むことも多い。
そんなシルバー世代の暮らしぶりや想いをもっとリアルに伝えたい、ということで生まれたのが、今年で12回目を迎えるシルバー川柳作品の公募で、この本は、その名作選です。
好きな作品を3つだけ抜粋します。
<湯加減を しゅっちゅう聞くな わしゃ無事だ>岐阜県の男性
<恋かなと 思っていたら 不整脈>福岡県の75才男性
<孫帰り 妻とひっそり 茶漬け食う>奈良県の66歳男性
自分がどんな人間でいたいのかを心の軸にちゃんと置いて暮らしたいな、こんなふうに色んなことを受け入れて微笑む暮らしをしたいなと思う本です