あらすじ
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「恋かなと思っていたら不整脈」「万歩計半分以上探しもの」――「シルバー川柳」は、シニア世代を中心とした、まさに人生の達人たちによる川柳傑作選です。社団法人全国有料老人ホーム協会が主催し、毎年1万を越える応募作のなかから、敬老の日にあたり、ユニークな作品が選ばれてきました。本書は、2012年夏の入選作を含む傑作川柳を、イラストとともに紹介。
感情タグBEST3
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話題のシルバー川柳、手に取って良さがわかった♪
思わずに口元が、緩み 凄く元気もらえる、そんな川柳。
お年寄りと接してこられた方々やご本人か?
たくさんの応募数の中からの作品とあって、
素敵な作品が沢山。
接してるから、頷けたり笑えたり、自分もヤバいと思わせられたりと、心身に疲れきった時、拝読すると
最高に元気にさせられるそんな本です♪
決して、侮辱しているのではなく
いつかは誰しも経験する道ととらえられる。
また、読みたいな(^_-)
Posted by ブクログ
面白かった
・LED使い切るまで無い寿命
・起きたけど寝るまでとくに用もなし
・目覚ましのベルはまだかと起きて待つ
・延命は不要と書いて医者通い
・年重ねもう食べられぬ豆の数
・年金の扶養に入れたい犬と猫
・誕生日ローソク吹いて立ちくらみ
・ボランティアするもされるも高齢者
・クラス会食後は薬の説明会
・無農薬こだわりながら薬漬け
・孫帰り妻とひっそりちゃづけ食う
・デジカメはどんな亀だと祖母が訊く
・恋かなと思っていたら不整脈
・老い二人集金人にお茶を出す
・良い医者を待合室で教えられ
・景色よりトイレが気になる観光地
・年重ねくしゃみするのも命がけ
Posted by ブクログ
いや~笑いました。
周りの人にも「5分いや7分で読めるから読んで」って
その場で読んでもらいました。
みんな笑って言ってくれるけどツボな句が違うのがこれまた面白かった!
老健に勤めてるので職場のみんなで詠みたいなぁ。
イラストもいい雰囲気で手元に置きたくなる1冊。
買おうかな 読んだそばから 忘れるし(照)
Posted by ブクログ
涙が出るほど、笑わせてもらいました。楽しい作品がいっぱいで、元気になれる!自分たちの老いもツラさも笑いに変えて、みんなにひけらかすユーモアに賛同。是非親に送って笑ってもらいたいと思う(^_^)。
Posted by ブクログ
新刊コーナーで見かけ連れて帰りました。
こ、これは面白い!!頑張れ!!「老年世代」
シルバー川柳傑作選。笑えます。
物忘れも、医者通いも、
はたまたビミョーな夫婦関係も。
傑作川柳、一部を載せます。
「良い医者を 待合室で 教えられ」
「深刻は 情報漏れより 尿の漏れ」
☆病院の待合室において欲しい。笑いで病気を吹き飛ばす。
八十八句の傑作川柳非公開メモに記載。
Posted by ブクログ
目に入った表紙の一句がなんだか面白くて、つい手にとってしまった。
「誕生日 ろうそく吹いて たちくらみ」
くすっ。
パラパラ開いていくつか読んでみると、
どれもこれも
直視したくない「老い」を
逆にネタにしては「笑い」に変える、と言う
強かさ…
いや、
明るさでピカッピカに輝いていた。
こんな面白い川柳を詠める年のとり方をしていきたいものだな~
「起きたけど 寝るまで特に 用もなし」
の~んびりしていて羨ましい一日です。
Posted by ブクログ
やばい!面白い!なんと表現したらいいのだろう、思わずクスッと笑ってしまう天然ボケが凝縮された一冊です。今度書店で買います!シリーズの女子会川柳も楽しみ!
Posted by ブクログ
2012/12/09-12/09
「そう そう あるよなあ」と呟きながら、自分は若いと思っている高齢者がここにいる。全国有料老人ホーム協会とポプラ社が編集しただけあって、ユーモアと品格に溢れた作品集。
Posted by ブクログ
以前から,サラリーマン川柳が大すきで,『傑作選』などもよく読みました。が,歳を経て,今度は「シルバー川柳」の面白さが分かるようになってしまいました。
いやー,ほんと,面白いです。
本書に収められている作品を読んでいると,「こんな作品を作れるノーミソがあるなんて,作者はまだまだ歳などとっていないよ」と思われるのですが…。それでも作者は,身に覚えがあるからこそ,このような作品を作れるのでしょうね。
一つ一つの川柳も,1ページに1句のみ。
目の衰えを感じている方も安心して読める本です。
Posted by ブクログ
久しぶりに本で爆笑しました。めっちゃ面白かった。そうしてる様子が周りにいる高齢者のお陰で想像できるから、すぐ言ってる意味がわかりました。超少子高齢化社会、こんなことがどんどん増えていくんだろうなぁっておもうと、少しだけ気が楽になる気がします。高齢者が増えるって、もっと深刻かと思ったけど、こんな話があるなら、ちょっとこんな社会も面白いかもしれません。けど、電車で席譲った時は、素直に譲られといてほしいな。気を使って譲ったんやから、空いたその席が無駄でしょ?
Posted by ブクログ
この本では、シルバーをこう定義しています。
シルバーとは、和製英語で「老年世代」をさす。頭が白髪(シルバー)になることからの連想で、語源は日本の鉄道における「シルバーシート」から。
多くの経験を積み、さまざまな物事に熟達しているとされるシルバー世代。いっぽう加齢に伴い、心身機能の衰えに悩むことも多い。
そんなシルバー世代の暮らしぶりや想いをもっとリアルに伝えたい、ということで生まれたのが、今年で12回目を迎えるシルバー川柳作品の公募で、この本は、その名作選です。
好きな作品を3つだけ抜粋します。
<湯加減を しゅっちゅう聞くな わしゃ無事だ>岐阜県の男性
<恋かなと 思っていたら 不整脈>福岡県の75才男性
<孫帰り 妻とひっそり 茶漬け食う>奈良県の66歳男性
自分がどんな人間でいたいのかを心の軸にちゃんと置いて暮らしたいな、こんなふうに色んなことを受け入れて微笑む暮らしをしたいなと思う本です
Posted by ブクログ
くすっと笑えるもの、ニヤニヤしてしまうもの、これ自分にも当てはまるやばいまだシルバーじゃないのにと思うものなどさまざまあって面白いです。
同じような川柳もあったので、同じ一冊の中に収めるのはちょっとどうかと思わないでもないですが。
家族で回し読みして、自分の気に入った川柳を言い合うのがおススメです。
Posted by ブクログ
川柳とは奥が深い。
また愚痴も笑いになると証明してくれる一冊。
素晴らしいシルバー世代
と思わせてくれます。
年を重ねることは素敵なことだと思わせてくれます。
名著です。
Posted by ブクログ
明るい笑いがほしくて、まずは川柳と購入しました。
いいですね、日々の暮らしが余裕を持って過ごしているという感じ。
こんな川柳を作れるようになりたいなと思って読みました。
イラストレーションがまたいいです。
ほのぼのっと。
みなさん、ゼヒ、ご購入のうえ、この、川柳の世界を味わってください。
川柳っていいですよね。
ユーモアとペーソスと。
こんな切れ味のある川柳がよめるようになりたい。
笑い飛ばせる余裕もいいですよね。
Posted by ブクログ
老後のアレやコレやを笑い飛ばす、珠玉のシルバー川柳88首。
まず表紙の「誕生日 ローソク吹いて 立ちくらみ」に全部持っていかれました!(笑)ベテランの方々の、懐の深い喜怒哀楽が心にしみます(ときおりふき出します)。88首というのも「もうちょっと読みたい!」と思えてちょうどいい。ユーモアが大好きな祖母に贈りたくなりました。
Posted by ブクログ
『女子会川柳』つながりで一緒に購入。
印象的だったのは次の一句。
「孫の声 二人受話器に 頬を寄せ」
もうちょっと 電話しようと 子と共に、な感じで。
Posted by ブクログ
タイトルどおりに老人な川柳集。その侘しいユーモア・センスが想定外に素敵でした。
「起きたけど 寝るまでとくに 用もなし」
「歩こう会 アルコール会と 聞き違え」
Posted by ブクログ
高齢の母と、笑いながら共感して読めました。
身につまされる現実でありながらも、
うなづける仲間がいることで、元気をもらえたというか、
安心感に浸って笑えたのは、いいとこ。
改札を 通れずよく見りゃ 診察券
これには、私も思わずあるあるとうなづいてしまいました。
おしゃべりしながら、お財布からとんでもないカードを
出してしまうことも、たま~にあるもので。
老いと直面して、笑うに笑えない川柳もあったけれど、
全体的には、微笑ましい印象が強かったですね。
Posted by ブクログ
2012年で12回を数え、11万句を超えてるそうだ。HPで昔のものを読むとそんなに面白くないのだが、最近は自虐ぶりの腕があがってる。量の関係もあるのだろうがそれだけゆとりが出てきたのだろう。
しかし一ページ一句はないよなと思う。もっと読みたいものです。
ベスト10を選ぶと
起きたけど寝るまでとくに用もなし
目覚ましのベルはまだかと起きて待つ
湯加減をしょっちゅう聞くなわしゃ無事だ
万歩計半分以上は探しもの
「いらっしゃ」孫を迎えて諭吉去る
飲み代が酒から薬にかわる年
クラス会食後は薬の説明会
孫帰り妻とひっそり茶漬け食う
ご無沙汰を故人がつなぐ葬祭場
定年だ今日から黒を黒と言う
Posted by ブクログ
この本はすごい面白い!!お年寄り中心の相手を仕事としている私はどの川柳も納得できてわかるところが本当にたくさんある。職場に持って行ってみんなで爆笑
あとは…字数と考えるともう少しお財布に優しい値段だと嬉しい。
Posted by ブクログ
シルバーならではの老いをテーマにした見事な川柳がいっぱい。
物忘れや体の衰え、孫との関わりなど、解説にもありましたが『超高齢化社会ニッポンの縮図』そのものだと思います。
くすっと笑ったり、しみじみしたり・・・シルバーの皆さん素敵だな。
Posted by ブクログ
シルバー川柳とはよく言ったもので、なかなか面白かった。
若さを失ったことや、この先への不安などを皮肉交じりに音に乗せているのが面白い。
ほとんどが、『あるある』話や、くすりと笑ってしまうものであり、
絶望や失望感も軽くなるのが不思議。
こんな風に、彼らの心を知るのもいいのでは。
川柳って音の響きとリズムがとても心地よいなぁと、改めて気づかせてくれた1冊でした。