【感想・ネタバレ】漱石山脈 現代日本の礎を築いた「師弟愛」のレビュー

あらすじ

「生意気言うな。貴様は誰のおかげで、社会に顔出しが出来たと思うか」(内田百間が記した弟子に激怒する漱石の言葉)。芥川龍之介・寺田寅彦・小宮豊隆・鈴木三重吉……熱心で純粋な若者たちを一途に愛した漱石と不肖の弟子24人。文壇史上稀にみる強い師弟愛。

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Posted by ブクログ

漱石門下生まるわかりな一冊。
非常に読みやすく、シンプルに纏められているので、数多き漱石門下についての入門書としては丁度良いのでは。
最も、「漱石ゴシップ」の方の本の為、新鮮味は余り無いと云うか…切り口がまた其処?感は否めないというか。(だかからこそ解りやすくすんなり入ってくると云う点もあり)

って子規や虚子好きと云う自分にとっては、虚子子規の下りは「…そうかな~?」と云う点も残りつつ…。

しかし著者の漱石愛が凄い。漱石大好きすぎるので、若干思い込みで書かれている様な気もしますが、漱石大好き!と云う方なら共感が得られる部分でもあります。

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2018年10月25日

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