あらすじ
東芝の不正会計や三菱自工のリコール隠しなど、企業の存続をゆるがす不祥事が続発している。なぜこのような問題が起きるのか。東証一部上場の百社以上を分析し、「不祥事を起こしやすい会社」をモデル化した著者は、トップの暴走とそれを止められない社内風土=企業内のソーシャル・キャピタルに原因があるとする。「強いリーダーシップ」や「各部門のサイロ化」が危ないなど、意外な知見も。あなたの会社は大丈夫か?
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Posted by ブクログ
最初は企業風土という胡散臭さの話から始まって、企業不祥事の定義付けや、組織のパターンの話になってくると、ちょっと眠かった。
2017年の本とあって、ケーススタディは割とニュースでよく見たものが多く、良かった。
オビには「強い絆が会社をつぶす!」と書かれている。
ケーススタディを読んでいると、世襲の社長や生え抜きの社長が、自分と懇意の重役や、同じ大学出身の後輩ばかりを重用して、ひとかたまりの楽園を作って倒れていっているものが多く感じた。
言えばクビになるし、言わなければあるグループには仕事のしやすい環境というのは、見て見ぬ振りが横行しやすいと書かれているし、まあ、そうだろうなと思う。
世間のニーズを常に意識しているのに、世間とのズレを露呈してしまうような企業内のもたれ合いは、一体どのように是正されていくのだろう。