【感想・ネタバレ】ブッダはダメ人間だったのレビュー

あらすじ

「肉を食って何が悪いのか」、恐るべきブッダの教えの真実。「わざわざ苦しいことはするな」「誰だって自分が一番かわいい」「この世には聖も俗もない」。悟りとは「すべてを超越すること」ではなく「超越できない現実」をうけいれること。
無駄な畏敬の念を持たずにお釈迦様の真実に迫る!
(それにしても寺社や僧侶の脱税の多いこと!)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者による最古仏典スッタニパータ等の分析解釈によれば、ブッダは究極のお坊ちゃまにしてバックパッカー、そして祇園精舎は自分探しの若者のたまり場、「厳しい苦行を放棄し否定する」ことで悟りを開いたと言う。

ブッダを後付けの神格化された虚像ではなく、生身のダメ人間として見る。

この歳にして、世は流転し永遠の所有など有り得ない、棚ぼたも無い、とても苦行には耐えられそうもないということは、朧気ながら解った。
(俺はブッダか、遅すぎた悟りか)

要は、「偏狭な価値観に染まらず、人生は自分で判断しなさい」ということらしい。

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2018年02月22日

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