あらすじ
王都にある薬屋の看板娘・エマは、王城の一室で出張薬屋を開くことに。まだまだ新米薬師だけど、エマの薬と笑顔で店は大繁盛。噂を聞きつけやってきた王太子は、エマに惚れこみ、求愛開始! 逞しくも、甘く精悍な彼にエマは心を奪われていくが、この恋はご法度。やるせなさから、ちょっとした出来心で強力な“媚薬”を作ってしまう。すると、王太子がうっかり飲んでしまって…!?
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3.5くらいの気持ち
作家さん買いです。
魔女が薬屋として働いて、王太子に見そめられるというまぁ定番といえば定番なお話ですが、人物描写がきめ細かく、みんな魅力的でした。
ギルのまっすぐすぎるところや時折「ん?」と思うところもまぁまぁあるのですが、めをつぶれる範囲です。
バームがとてつもなくよい仕事をします!動物好きにはたまらんと思います!
うーん……
王太子の溺愛ぷりは分かるけど、筋書き通りでおぉっという展開があまりなかったのが残念。
なにより、主役の女の子が…
惚れ薬を奪われるなんて愚かすぎます。
意志が強いのか悲観的な子なのか、ブレブレで、皆に愛される立ち位置ならもうちょっと頑張って欲しかったな。
彼女の薬がよく効くと評判で、いつも笑顔で頑張ってるのは分かるけれど……
王子に身分を明かされてからも、なかなか馴れ馴れしい態度が世間知らずすぎてついていけなかった。
王子は悪くないけど個人的にはちょっと残念でした。
あと、特別甘いシーンもなく普通ですね。