【感想・ネタバレ】水田マリのわだかまりのレビュー

あらすじ

高校を3日でやめて働き始めた16歳のマリ。殺伐とした洗剤工場の閉塞感の中で、ストレスがほこりのように積もっていく。だけど、ウップンと不満は、生きるのに欠かせないガソリンだ。低賃金労働の現場といじめ、外国人労働者、毒親、そして介護の問題を独特の文体でリアルに描く平成のプロレタリア作家待望の新作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

わだかまり。いじめて、自殺に追いやったことに対してのリカのわだかまり。主人公マリは傍観者でしかなかったのに、いじめたリカからの誕生日の誘い。美優の姉。それぞれのわだかまり。祖母の世話をするリカに、何かわだかまりを乗り越え、マリは高校はいりなおしを考える。 工場現場の描写がリアル。
「今なら制服でも、旬を過ぎたらコスプレだ」

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2019年03月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現代的だ~「水田まりのわだかまり」「笑う門には老い来る」~父親が若い女に狂って家出して,怒った母が新興宗教にのめり込んで,祖父の経営する工場で働く友達の自殺になやむ高校中退女子。自分もいじめに悩んだ経験を持ちながら,娘へのいじめに対応できず,認知症初期の父の様子を見に行く保険外交員

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2018年07月26日

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