【感想・ネタバレ】ミッドウェイの刺客のレビュー

あらすじ

戦史に燦然と輝く潜水艦・伊168の戦いを完全小説化!
〈潜水艦ものに外れなし〉を実証する、傑作戦争サスペンス

昭和17年6月、ミッドウェイ海戦。
日本の機動部隊が空母4隻を失う大敗を喫するなか、空母・飛龍の航空部隊の奮戦により米空母・ヨークタウンを大破させた。

索敵の任に当たっていた潜水艦・伊168は、新たに「ヨークタウンを撃沈せよ」との指令を受ける。
伊168は巨大な獲物を目指して追跡を始めるが、大破したヨークタウンは7隻もの駆逐艦に守られていた。
田辺彌八艦長以下伊168の乗組員たちは、不可能な作戦を可能とすべく、一丸となって息詰まる神経戦に立ち向かう!

史実をベースに、太平洋戦史に燦然と輝く「たった一隻の戦い」を描ききった、戦争サスペンスの傑作。

解説・戸高一成

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Posted by ブクログ

艦長のかっこよさ。士気が低い部下を態度と結果で持ち上げるすごさ、土壇場で落ち着く冷静さ。何かのプロジェクトリーダーは斯く有るべし。大胆さ、冷静さ、機転のきかせかたすべてが素晴らしい。
ストーリーもありがちなのに、緻密なディテール、キャラクターの魅力。すべて一級品。戦記でありながらエンターテイメントとして成り立っている素晴らしい。

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2011年03月08日

Posted by ブクログ

久久に一気に読んだ面白い本^^
最近は、無造作に色々な本を買ってますが、
これは二日で読んだ快挙本(平均一週間読破だから)

結構難しくない描写だから読みやすい。
そして、すっごく現実味のある書き方。
艦長が凄く人間味ある感じで、些細な事で悩んで感動して、
お守り貰って神頼みとかもして、
それでも皆を纏めようと必死になって、
揺るがない信念もって作戦遂行にあたるだなんて

はらはらどきどきで読めた小説は久久かもー
そういう意味で、作者の別の作品も読んでみたくなったかな。
潜水艦好きになりそうだ

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2009年10月31日

Posted by ブクログ

ミッドウェイ海戦での米空母ヨークタウンを撃沈した伊168の話。ただしノンフィクションではない。レーダーの無い時代、魚雷攻撃は攻撃側も命がけだったのがわかる。

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2021年10月23日

Posted by ブクログ

ミッドウェイ海戦のフィクション。
海洋モノの作品。第二次世界大戦モノの中で、零戦や大和と比較して潜水艦を題材にした作品は少ない。その焦点となっていない潜水艦を焦点としたのは、この作品のキモです。

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2014年03月23日

Posted by ブクログ

事実に基づくフィクション。
手に汗握る展開は後半からだが、今ひとつ緊張感が感じられない。また、作者の伝えたいことが何なのか…ただの戦記ものならノンフィクションのほうが入り込める。

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2012年07月11日

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