あらすじ
「今更ミニゲーム追加だと!? 人を修羅場に堕とす気か!!」
大型SRPGの仕様が変更となり、開発会社のディレクター・宮河大輝が吠える。
連鎖的にタスクが増え、残業や休日出勤の鬼となる社畜の兄たち(全員シスコン)の癒やしは、日々の妹とのふれあいだけなのだが――
「お兄ちゃん……何時ぐらいに、帰れそう……? お仕事……頑張ってね……ぅっ」
最愛の妹の涙を拭うため、社畜ではなく兄として、彼らは全てを投げ出して走り出す――!
Twitterで圧倒的共感を集めたイラストシリーズ『妹が泣いてるんで帰ります。』がまさかの書籍化!!
田尾典丈(元社畜)×三上ミカ(元社畜)が放つ、愛と感動のゲーム開発妹ラブコメ!
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Posted by ブクログ
1冊。
タイトル偏見持たれそうだけど真面目なゲーム製作のお仕事系ライトノベル。でも兄妹R18漫画·イラストで実用の三上ミカ氏企画なので本質はやっぱり妹を愛でまくる作品。色んなタイプの妹が出てきます。お兄ちゃんは最後の一人を除いて皆デキル奴。妹成分を吸収しとるからやね。雑誌編集者の妹、発注元会社社員の妹、サウンドクリエイターの妹が好み。好きなシーンはシナリオライターの妹が兄と一線を越えそうになるところ。あそこのイラストにたいへん力が入っているのを感じました。
やりがい搾取の批評は当然あろうし、実際はもっと悲惨なんだろうけど、妹が泣いているだけで読んでる分には楽しめました。
無い、酷い。
ゲーム業界としては有り得る話だけど、ゲーム会社ではなくソフト屋での話かと。
そして、こんな中堅では飛ぶ話。
ある意味リアルだけど、35人では下請けか孫請けで、尚且つここまでの能力は無い。
発注側メーカー経験者としての感想。