あらすじ
八雲のもとに、叔父の一心から相談事が持ち込まれる。
偶然居合わせた晴香と後藤を連れ立って、一行は山梨へ。
とある酒蔵で毎夜掛け軸から現れるという幽霊、その正体を探るうちに、晴香が何者かに襲われて――。
ホテルをさまよう子どもの幽霊、しゃべる人形……豪雨の中、次々と起こる心霊現象に八雲が挑む!
山梨編3作を収録した、赤い瞳の物語。
この1冊で楽しめる大人気スピリチュアル・ミステリー、短編集第2弾!
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Posted by ブクログ
亡霊の呻き
どっちかっていうと人情話に近い。でも、それもそのはず。幽霊は何かを伝えたくて出るんだから、伝えたいことが善性によることならそれは人情話になるのは当然だ。
亡霊の影
晴香の成長を感じる話。ヒロインらしく泣き虫で弱い晴香だけど、今回は空回りとは言え幽霊の思いに近づこうとした。これもシリーズが続くがゆえのたまものだ。
嘆きの人形
ほうとうが食べたくなった。やっぱり晴香はヒロインだなぁ。